き　ら　き　ら　　ひ　か　る　。

2003年12月30日(火)
■■わたし探しの旅。

妹ちゃんの髪の毛が伸びてきました。

抗癌剤治療を中止してから、5ヶ月です。

いつもは　ずら　をかぶっているのでわからないけれど

それを取るとベリーショートくらいです。

うちの家系は天然パーマなので
あたしも妹ちゃんもくるくるです。←あ。あたしはストパーかけて無理やりストレートにしてます。

今年は妹ちゃんにとって失ったものも大きかったと想います。
女性のパーソナリティーに関わる
卵巣と子宮を失いました。

そして失った分　得られたことも大きかったのだと想います。

今、こうして笑いあえること。
今、こうして生きていること。

しかし、失ったこと失ったものその存在はあたしが想っている以上に
大きいのかもしれません。

いわゆる、おばあちゃまや母という人たちが云う
“結婚適齢期”に
卵巣と子宮を失った。

それを生きながら、どんな形で克服していくのかは
妹ちゃん本人です。

他の人がどんな答えを挙げたとしても
それは妹ちゃんにとっての答えにはならないから。

自分自身のコピーはどこにも存在しない。
自分の人生は他の人の人生とは違うから。

だから妹ちゃんは自分で答えを探るのです。

最近よく想うことがあります。

自由って言葉、みんなすぐに使いたがるし
自由になりたいとか
自由に生きたいとか。

あたしには　よくわかりません。

不自由さがあるからこそ、
自由があるのと同じで

どんな状況下にいたとしても
どんな環境下にいたとしても

その中で自由というものを見つけることはできます。

逆を言えば
どんな生き方をしたとしても、
不自由さは付きまといます。

いちいちそのたびに、自由がほしいといったって

不自由さがなくなることはないと想うから。

不自由だ。
束縛されているから嫌だ。

そういうこといってる人って
一生云い続けるのかな?

自由になれないのは

自分で自分を不自由にしているからだよ　とあたしは想っています。

自由という言葉に振り回されている結果が

不自由な自分自身を作っていると

あたしは感じています。

だから。
妹ちゃんがこれからの人生

自分を見つめて真正面から見つめて

歩きながら
生きながら

誰のものでもない自分の人生の中に

わたしという存在を発見してほしいなって

想います。

よく喋り
よく笑い
そんな妹ちゃんをみていて

そんなことを想いました。

：：：：：

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2003年12月25日(木)
■■happy ?

なんにも　いらないよ。

そういう　毎日。

今年もあとちょっぴりでおわりです。

妹ちゃんがお泊りにきます。

そういうのって　倖せなことだと

最近想います。

　

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