き　ら　き　ら　　ひ　か　る　。

2003年07月07日(月)
■■き　ら　き　ら　　ひ　か　る　。

：：：はじめに：：：

ここはわたしの家族が癌に侵されてからの経過を遡る形で綴っています。

そして内容には、癌に侵された妹ちゃんの揺らぎと家族の揺らぎ

また治療方針や使用薬剤が含まれています。

この日記を読むにあたり、ご了解いただきたいことがあります。

卵巣癌には沢山の分類があります。

それにより、選択される薬剤も治療方針も変わります。

もちろん経過にも個人差があります。

これが全ての人に当てはまることではない　ということを
ご理解ください。

また、これは日記であり　『告知』や『治療』などワタシの主観的見解で綴られているものです。
そのことについての意見としては、沢山の方が色んな考え方をお持ちであろうかと想いますが、それはそれで大事になさってください。

その答えに正誤はなかろうかと　想っています。

＊『きらきら　ひかる。』はLink Freeではありません。ここに綴られている内容全て無断掲載・複製を禁じます。その際は事前にメイルでお知らせください。

：：：：：おしらせ：：：：：

わたしたちはどこまで行っても不完全な人間です。

まだまだ考えが及ばず　
そして　立ち止まって　振り返り
時に　目を瞑り　後悔を抱えて前を向かなければ
ならないこともあります。

ワタシも　もれなく　そんな人間です。

ワタシ自身は　癌患者の家族でした。
当事者である妹ちゃんの　痛み・悲しみ・辛さは
妹ちゃんにしか　解らない気持ちだったでしょう。

そして　そこは　解りたい　とどんなに願っても
解り得るはずはないのです。

だからこそ　そばにいる。
だからこそ　そばにいました。最後まで。

それを　自己満足　という言葉で
片付けることができたら

どんなに楽か。

それしかできなかったワタシは

今でも　妹ちゃんに　生きていて欲しかった

そんな想いを　持ちながら　生きています。

今少しずつ　この日記を　引き出しから出して
静かに　ページを捲っています。

今年は　妹ちゃんの七回忌です。

この日記を　読んでくれて　ありがとう。
メイルを下さった方々に　ありがとう。

2011・5　　るきの

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