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| →【 infor-mation 】 | ||
| △once upon a time | ||
| 2002年09月01日(日) ■■妹ちゃん闘病記：ROUND�機攀淦�期� 朸杁泪�ペ | ||
電話は母からだった。 あたしはタクシーを呼んで 病院へ向かった。 検査のとき腸内にはいったエアーが 抜けきれないために イレウスになりかけている という連絡だった。 しかも、検査が余りに苦痛だった妹ちゃんは ドクターが ガス抜き を提案しても 拒否をしてるという話だった。 今、妹ちゃんは オペが不可能だと云われている状況。 もし 腸破裂なんて事態になったら・・・。 ：：：：： 午後10時過ぎ 病院到着。 個室に移動していた妹ちゃんはレントゲンを取っている最中だった。 痛がる声がする。 レントゲンの写真を見せてもらった。 （実は当直のドクターが、整形外科と皮膚科のドクターしかいなかったらしく、外科ドクターへのオンコールをしていた。しかしなかなか連絡が取れなかったために、既に2時間が経過していた。） 腸は普通の倍以上に膨れ上がり レントゲン写真は、真っ白だった。 『非常に危ない状態です。』 そこにいたのは、到着した外科のドクターだった。 妹ちゃんのベットサイドへ行き話をするが 殆ど 意識が朦朧としていて 検査拒否の言葉や、痛いという泣き声しか聞かれなかった。 非常事態なため、急遽 あたしが処置の承諾書にサインすることになる。 手が震えた。 母は・・・錯乱していたのだと想う。 顔が 引きつっていて 笑っているように想えた。 ：：：：： 検査室が並ぶ病院の１階ロビーは 暗く 静かだった。 妹ちゃんの声さえ響いてこなければ まるで明かりを落としたホテルのロビーだと勘違いしてしまいそうなくらい。 『いたぁぁぁぃっ!』 『もう少しだからね!』 医療従事者の足早に動く音や 医療器具の音。 想わず 耳を塞いだ。 処置が終わったのはそれから１時間後。 長い１時間だった。 ：：：：： ドクターの話では 肛門から腸へ挿入されるカテーテルが もう入っていける余裕がないこと。 現在は細いカテーテルを腸に留置してあって そこから、ガスや腸粘膜を抜いていくという処置にしてあることを聞いた。 妹ちゃんはストレッチャーで個室まで運ばれ 薬が効いてきたのか 時折『痛いよぉ・・』とつぶやきながら うとうとし始めていた。 | ||
| ▲in the future | ||
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