少しひんやりするぐらいの空気。素晴らしく晴れた空。 晴れたのが久しぶりのような気がします。
昨日の激しい雨で汚れた鉢を洗ったり、薔薇の鉢の雑草を抜いたり。デジカメで近所の花を撮影したり。まだ、アップしていませんが薔薇の「新葉」の画像もあります。薔薇の新葉は最初、赤くてそれからゆっくりと緑になっていきます。
きのう、雑貨屋さんでパンを買ったついでに雑誌のタナになんとなく目線を泳がせていたら、家庭画報の今月号が出ていました。おばちゃんがレジをサボってる間にチラリと立ち読み。すると、なんと鈴木省三(すずき・せいぞう)さんについてのページが数ページもあるじゃないですか!!!パンをやめて本を買いました。
鈴木さんは薔薇の栽培に「はまった」方(=ロザりアン)ならほとんど誰でも知っている世界的に有名な薔薇のブリーダーです。ブリーダー、つまり新しい品種を開発された方なのです。ブリーダーにしてロザリアンの鏡。
故人ですが、その志を引き継がれた「アルバ」という薔薇園が千葉県にあります。そこのスタッフも紹介されていました。意外だったのは鈴木さんは野性味溢れた原種の薔薇を愛しておられたこと。華麗なモダンローズの新種を作る一方で、野生種にこそ可能性を見出しておられたのですね。
たしかに、園芸店でみられるハイブリッドなどのモダンローズは美しく華麗ですが、生育条件をとても選ぶし、病気にも弱いのです。その点、それぞれの土地の厳しい条件の下で生きる野生種は強いですから。で、鈴木さんは中国や日本原産の薔薇の収集・保存を始められたのですね。 野生種は、モダンローズを見なれた眼にはとても薔薇とは思えません。5枚の花弁ががある一重咲き。地味なんですよね。だけど、こぶりでかわいらしい花ですよ。
ほかにもオールド・ローズや鈴木さんが作ったハイブリッドの薔薇の写真が豊富に掲載されていました。鈴木さんご愛用の剪定バサミとか。
「ローズガーデン アルバ」関東在住の方は一度いかれてみてはいかがでしょうか。千葉県佐倉市。京成電鉄「ユーカリが丘」下車。徒歩22分!!!だそうです。ぼくも一度はいきたいんですけどねー。入園料大人500円、70歳以上300円、小中学生無料となってます。今月下旬から見ごろでしょう。
鈴木省三さん。 いつも腰にテープレコーダーをぶら下げて(たぶんラジカセかウォークマンでしょうね)モーツァルトを聴いていた人。 また、最相さんの本でも有名になった、いまだに存在しない「青い薔薇」について、「できるでしょうけれど、果たしてそれは美しいでしょうか」と静かに答えた方。
薔薇を愛し、美しいものを愛しつづけた。そういう人生。 鈴木さんのことを思うと胸が熱くなってくるのです。
そうそう、黄色い薔薇ができたのも、そんなに古くはないのですよ。 そうだ、「木香バラ」さがしてみよう。
ではでは。
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