「抗暴」という言葉を覚えました。 教えてくれたのはサンデー毎日に連載されている「反時代のパンセ」。書いているのは辺見庸さん。以前にここでも紹介したコラムです。
「抗暴」という言葉は日本語ではありません。広辞苑にも出ていません。中国の言葉です。「カンパオ」と発音するのかな。中国史を学んだ方ならご存知の言葉でしょう。秦朝を倒したのは民衆の「抗暴運動」ですし、中国武術では「抗暴自衛術」などと表記します。
意味は読んで字の如し「暴(力)に抗(あらが)う」。 辺見さんは、たんに「戦争反対」というのではなく「意志的に暴力に抵抗する」のだ、としてこの言葉を提示されていました。
この間、短いセンテンスで戦争に対する反対を書いてきました。辺見さんの言葉で、その気持ちの集結した言葉を見つけた気がします。だから兵士になるとか、そういうレベルではありません。「暴力に抵抗する」のですから。生活のスタンスでそれを実践していこうと思います。
これは池澤夏樹さんのメルマガから教えていただいた運動があります。「Peace−Choice」といって、ブッシュ政権や共和党に多額の政治献金をしている企業の製品は買わない、という抗議のやりかたです。 この趣旨に賛同し、参加することになりました。と、なるとPCをマックに変えなきゃいけないんですが、他の理由でも次はマックと決めているので、次に買うのはマックのPCにするということで…。
ガソリンから食べ物まで、ほとんど利用しないものが多いし、ディズニーランドにも行った事がないので、「運動」に参加するのがラクなんですが、とにかくできる範囲でやって行きます。
現在の広島市長のとても素晴らしいアピールにも教えられました。市長によると「イラクは『子供の国』」だそうなんです。これは何年も「戦争漬け」の国だったがため、それだけ成人男子が死んだということだと思うのですが、人口比率の50%が子供(20歳以下)なのです。日本が老人大国であるように。イラクは子供の国なのです。
徹底的な攻撃でマスコミ報道や軍の発表以上に死者は出ているでしょう。 これ以上人を殺してはいけない。「こども」を殺してはいけない。
フセインが悪辣非道な事をしてきたのは事実です。その事と、問答無用でその国を占領するのは話が違う。ただ、もはやそんなことを語るレベルではありませんね。 「やめろ」 その一言。
さまざまな方からいろいろなことを教えていただき、「抗暴」という言葉に至りました。この言葉を胸に刻んでおこうと思います。
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