散歩主義

2003年02月02日(日) 京都府美術工芸新鋭選抜展を覗く…。

ほかの芸術部門でものすごく「インスパイア」されるもの。ぼくは音楽だと思っていたんですが、案外、絵画なのかもしれません。バルデュスやモネ、フェルメールの絵から光を書こうと思ったこともありますし。

日本画も好きです。洋画よりはるかに好きです。池田遥邨さん、上村松園さんなどの先達はもとより、若手の絵も好きです。若手といってもぼくと歳の変わらない、大沼憲章さんとかすこし年上の畠中光亨さんの作品なんですが。ふたりとも京都の方です。

今日は、それよりさらに若い人達の作品を見に行きました。何とか時間を…。ということでホイールの口径の大きなロードレーサー、われらがコルナゴに飛び乗って(大袈裟やな)三条高倉の京都文化博物館まで。

若い人の作品は穴もあり荒削りだけれど、躍動感があって好きです。
この展覧会は「選抜展」というだけあって、京都を拠点としている、35歳以下の新進作家から、美術館学芸員、学識経験者、報道機関美術担当者、美術系大学、画廊で構成する推薦委員から推薦のあった159人を選び。さらにその中から選考委員会が選んだ39人の作品が展示されています。
美術も大変。

ジャンルは日本画、洋画、版画、彫刻、染織、陶芸、諸工芸、ミックスメディア。
今をときめくミックスメデイアよりも、どうしても贔屓目に見てしまう日本画、洋画の前に立つ時間が長くなりました。

面白かったのは
ミックスメディアの城戸みゆきさんの「大地と我が家」。これは真四角のプランター用のおがくずを固めたかのようなキューブ。(よく四葉のクローバーのセットなんかの入ってるやつを想像してください)そこから垂直にステンレスのような鉄の先が伸びてその上にミニチュアの家が乗ってるやつ。ニュータウンのイメージがそうだったものだから面白かった。

洋画の園川誠さんの「passing−right」「passing−left」。これはふたつの作品なんだけど、視点はバイクのタンクの上あたり、走りながらそこからの右と左の流れるような「空気」をストップモーションで描いてる。
2輪に乗る者は「わかり」ます。

日本画は全て力作ぞろいでした。ジャンルの中でも日本画が一番面白かった
もっとも長時間、立ち尽くしておりましたです。
まぁ、ぼくの好みなので。

なんと、この中から最優秀と優秀の賞が選ばれるとか。これがもらえればいいな、というのはありましたが、秘密であります。

こういうのはいいですね。時々は見ないといけないなー。ものすごく刺激をもらえるのです。ひょっとしたら音楽以上かな。自分が気づかないだけで。

それと、この博物館の常設展での江戸・明治から伝わる雛人形や武者人形が見ものです。昔の人形の姿。なんだかよかったです。

あ、猫見に行かなくちゃ。

ではでは。


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