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2003年10月25日(土) バイク用の革ジャンを引っ張り出してきた

クローゼットの奥深くから革ジャンを引っ張り出してきた。

Schotのバイク用のシングルの革ジャンである。
バイク用のせいか革が異様に厚く、とんでもなく重いので、ここ何年かほとんど着ていなかった。
そろそろ寒いとまではいかないものの、涼しくなってきたし、教習用にと思って、引っ張り出してきた。

この革ジャンは数年前、ニューヨークで仕事をしていた頃に買った。
ニューヨークの革製品の専門店。
その時は、バイクに乗ろうなどとは全く考えていなかったのだけれど、なぜかバイク用の革ジャンが欲しかったのである。

海外で服を買おうとすると、僕はいつも問題に遭遇する。
つまり・・・腕の丈が長すぎるのである。
手足の短い典型的な日本人の僕にとっては、海外で服を購入する際には必ず「お直し」が必要なのだ。

この革ジャンも同じであった。
身体にぴったり合うサイズのものは腕の丈が長すぎ。
だが、バイク用の革ジャンは袖の部分がジッパーですぼめられるようになっており、通常、「お直し」は不可能。
腕のジッパー部分を取り外し、丈を詰めてからもう一度、ジッパーを取り付けなくてはならない。
オーダーメイドの店ならともかく、通常の店であれば、間違いなく断られる。

僕は、この革ジャンがどうしても欲しいのだけれど、腕の丈が長すぎる、何とかならないのか?と店員に尋ねた。
お直しも相当大変そうだ、腕の丈の短いサイズはないのか?

店員は「ノープロブレム」と、言った。
手数料も無料で直してくれるという。
日本だったら、1万円出しても直してくれんぞ。
ぶ厚い皮を切って、ジッパーを外して、またジッパーを縫い付けるのだ。
そう簡単には直せない。
かなり面倒な直しである。

3日後、僕のオーダーした革ジャンは見事に僕にぴったりのサイズになって出来上がってきた。
Schotの革ジャンは日本でも買えるけれど、日本で買うよりもずっと安かった。

限りなくオーダーに近い形の革ジャンだったのだけれど、本気のバイク用だったので街で着るには重すぎた。
で、今回、バイク用に復活させたのであった。

やっぱり、重い・・・。




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