斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2003年07月11日(金) |
音楽がモノを考えるための最良ツール |
僕はいつも音楽を聴きながら仕事をしている。 ずっと以前からのスタイルなので、当たり前だと思っていたが、よくよく考えてみると変である。
今は「カジュアルサマー」と呼ばれるカジュアルウエアで出勤が可能な季節なので、ラフな服装で音楽を聴きながら仕事をしている。 僕が仕事をしている姿は、世間一般の人が想像するであろうコンサルタントにはほど遠い。
音楽だって、モーツアルトを聴いているわけではない。 だいたい、仕事中にはふさわしくないようなロクでもない洋楽を聴いている。 iPodのMP3ファイルもだいぶ増えてきて、4,300曲となった。 4,300曲のほとんど全てがロクでもない洋楽。 邦楽は電気グルーヴだとかテイトウワだとかごくごく少数。 ドカドカとうるさい音楽を聴きながら、コムズカシイ事を考えているのである。
僕の場合、激しいくらいの音のほうが集中できる。 静かな音を聴くと普通の人はリラックスできるのかも知れないけれど、僕の場合はダラダラ感が出てくる。 なので、激しく、速めのリズムを聴いていたほうが集中できる。 仕事にふさわしい音楽ジャンルは、ハードロック、ヘビーメタル、パンク、ファンク、オルタナティブ、テクノ、ハウス、ヒップホップである。 いわばアドレナリン放出系。
邦楽を聴かない理由のひとつは日本語の音楽を聴いてしまうと、歌詞に耳がつられがちだからだ。 僕のショボいヒアリング力では、洋楽の英語は「よし、ヒアリングするぞ」と気合をいれない限り、単なる音でしかない。 歌詞が聴こえていたとしても、深く意味を考えたりしない。 楽器と同じ音である。 邦楽の日本語だと、歌詞から様々なイメージが浮かんだり、考えたりしてしまうので、集中力の妨げになるのである。
自分の席についている時間のほとんどは耳にB&OのA8が挿さっている。 よく考えてみたら、毎日10数時間も音楽を聴き続けている。 モノを考えることが僕の仕事なので、まあ、音楽がモノを考えるための自分のとって最良のツールなのだ。
「音楽を聴きながら仕事をすることは禁止」などという規則ができたら、仕事が全く進まなくなるだろう。 止めろ、と言われたこともないけど。
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