斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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某クライアントが主催するミーティングでプレゼンをしてきた。 某ホテルの宴会場にクライアントの全国の関連会社の部長が100人くらい集まっていた。 ぴりぴりと張り詰めた空気。 ややこしいミーティングらしい。 僕の担当クライアントではないので事情はよくわからない。
先週末、「あるテーマ」について15分から20分くらいのプレゼンをして欲しい、との依頼を受けた。 「一般論を話せば良いのかな、時間も短いし」と思って、軽く引き受けた。
甘かった・・・。
クライアントの状況を調査し、そのうえで施策についてプレゼンをして欲しい、とのことだった。
僕へのプレゼン依頼の内容は「あるテーマ」に基づいて、クライアントが将来、何をすべきか?どのようなオプションが考えられ、どのようなシナリオで展開していくべきか? その場合のコストと収益の予想は?というものである。 これを15分から20分で話して欲しいという。
ようするに、3日間でひとつのプロジェクトをやれと言っているのと同じである。 僕はそのクライアントは担当ではないので、そのクライアントのことは良く知らない。 クライアントそのものを理解するためにだけでも、相当大変だった。 クライアントの事を知らないのに、3日間でクライアントの状況を調査し、100人の部長の前でプレゼンをしなければならないのである。 おかげで先週末から土日も含めてクライアントとミーティングを繰り返し、山のような資料を引っ掻き回し、分析し、資料をまとめた。 与えられたプレゼンの時間は短いが、内容は濃い。
僕に与えられたプレゼン時間は短いが、クライアントにとっては非常に重要な位置づけらしい。 週末も返上して、クライアントと打ち合わせが続き、強引にプレゼン資料をまとめた。
で、本日。
今日は朝、8時から社内ミーティング。 ガイジンがやってくるだかなんだかで朝から召集された。 2時間半の英語漬け。 朝は6時前に起きた。 週末も休んでいないし、マトモに眠る時間などどこにもないのでとんでもなく眠い。
午後から、プレゼン会場のホテルに赴いた。 ぴりぴりとした空気が会場に漂っていた。 プレゼン会場に到着すると、クライアントの責任者が寄ってきた。
「すいません。長く話してもらっても良いです。40分間、話してもらえませんか?」
15分から20分で話すつもりだったのだけれど、突如として倍以上の40分間、話すことになった。 当然ながら、資料は15分間用。 僕は基本的にプレゼンをすると時間が足りなくなる体質なので、短めの資料を用意している。 なので、資料はぺらぺら。
おいっ、と思いつつ。 ぴりぴりと張り詰めたホテルの宴会場で、40分間しゃべりました。 いやあ、恐かった。 あの雰囲気のなかで事情もよくわからず、恐る恐るのプレゼン。
でも、なぜか時間は足りないくらいなのであった。
ああ、眠い。 早く寝よっと。
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