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2002年12月22日(日) 退屈な日常からの逃走

最近どうも疲れ気味。
過労というワケではないし、精神的な悩みがあるワケでもない。
肉体的にも精神的にも健康なハズの状況。
なのに妙に疲れ気味。

なんかこう、ドライブ感みたいなものがない。
高揚する、っていうか。
躁状態というか。
傍から見ていればエキサイティングな生活を送っているように見えるのかもしれない。
でも、僕にとっては退屈なのだ。
日々の興奮、みたいなものがない。
退屈な日常。
アドレナリンが分泌されない。

毎日パーティーが続けば、それが日常になってしまう。
いくら刺激的な毎日を送っていても、それが続けばただの日常。
すごいスピードで走りつづけていても、そのスピードが続けばスピード感はにぶる。
慣れてくれば、ゆっくり走っているのと変わらない。

僕は何かと戦っていたり、困難に挑戦してなきゃ、どうも退屈。
戦時に力を発揮するタイプ。
平時にはどうも退屈してしまう。
戦時でないとどうしても退屈なので、次から次へと戦時プロジェクトが続く戦略コンサルタントになったのだけれど、何年も戦時が続くとそれも日常になってしまう。
戦争も長く続けばただの日常風景になる。

不況だ、デフレだ、株安だ、不良債権だ、リストラだ。
全て日常になってしまった。
どんな状況にあっても、それが長く続けば日常になる。

大企業が倒産しようと、何千億の赤字を計上しようと、何万人のリストラをしようと何も感じなくなりつつある。
自分の保有株が一日で数十万円下落しようと、もはや何も感じない。
あたりまえの日常。

きっと、長く戦争が続いている国でも同じ事なんだろう。
戦争が日常と化しているんだろう。
感覚が麻痺していく。

走りつづけるのをやめて、たまにはゆっくり歩く事が必要なんだろう。
退屈な日常から逃走するために、刺激を求めつづけるのにも、そろそろ限界が見えてきた。
刺激のある生活も長く続けてりゃ、ただの退屈な日常。

今年の正月休みは脳が溶けるくらい、ダラダラと過ごそうかな。
一度、なあんにも刺激のない生活に戻せば、今の生活に戻ったときに新鮮な気分になれるかもしれない。
退屈な日常から逃走するために、敢えて退屈な生活をしてみたいと思う。




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孤独に歩め 悪をなさず 求めるところは少なく 林の中の象のように

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