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2002年12月23日(月) リメンバー・バブル・クリスマス

クリスマスが地味になった。
つまらん。

今と違ってバブルの頃のクリスマスはもっとバカバカしく盛り上がっていた。
浮かれまくっていた。
最近はクリスマスが近づくと妙な良識派が出てくる。
クリスマス批判みたいな論調も目立つ。
曰く、「クリスマスまでに彼氏彼女を見つけないといけないなんてナンセンス」、「クリスマスイブを誰と一緒に過ごすかどうかの駆け引きなんてバカバカしい」、「焦る事はない。今年は仲の良い友人とプチパーティー」。
予防線張ってるだけだろ。

バブルが弾けてもう10年以上になるのだけれど、数少ないバブルの遺産がクリスマス。
バブル期の頃からクリスマスはバカバカしくお金を散在する日と決まっているのである。
クリスマスを地味に過ごすとはそれでも日本人か?
諸外国と日本ではクリスマスの過ごし方も意味合いも全然違うんだよ。
日本で異常進化を遂げたマヌケなクリスマスの盛り上がりは現代日本が誇る伝統文化にまで昇華されているのだ。
日本の正しいクリスマスってのはな、1年に1度だけ男女が本能丸出しで過ごしていいって、いう日なんだよ。

バブルの頃のクリスマスは今と違ってもっとアホ丸出し。
人気のあるレストランの予約は大変だった。
予約ができても、クリスマスイブのレストランのサービスレベルは普段よりずっと低い。ひどいレストランはいつもより席数を増やし、客は狭いところに詰め込まれるだけ詰め込まれる。
食事時間は2時間制限。
メニューはコースのみ。
プレゼントは三越に並んで、こぞってティファニーのオープンハート。
当時はクリスマスプレゼントはティファニーと決められていたので、行列に並んで買った。
なかにはクリスマスを一緒に過ごす相手が決まっていないにもかかわらず、10月ごろからホテルの予約を入れているものまでいた。

恥ずかしながら、僕も当時はバブルの真っ只中にいた。
マニュアル文化の最盛期。
今にして思えば、相当なアホである。

でも、あの頃のアホさ加減は今にはない救いようのないエネルギーに満ちていた。
今の妙に小賢しいガキどもとは違って本能丸出し。
もっとバカでもいいのに。
なんでそんなに醒めてるのかなあ。
自分でもバカだと知りつつ、乗せられるのが粋ってもんじゃないのか?
そんな事だから、いつまでたっても不況から脱出できないんだよ。
たまにはバカバカしく無駄金を散在せよ。
クリスマスイカレポンチはどこに行った?

地味にクリスマスを過ごしたきゃ、松屋のチキンからあげ丼でも食ってなさいってこった。




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