斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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| 2002年10月10日(木) |
今日も日経平均はバブル後最安値を更新 |
今日も日経平均はバブル後最安値を更新した。
僕的にはもうここまで来ちゃったら、もうどうでもいいや、という諦めの境地。 株で損失を出しているのは基本的に自己責任なので、文句を言ってはならないとは思うけれど、許せないこともいくつかある。 業績や経済環境の悪化以外の代表的なところでは以下の2つ。
�‘�本企業のIRのいい加減さ
日本企業のIRのひどさ加減にはあきれ返る。
業績予測と実際の四半期決算の数字の乖離があまりにも大きい。 ほとんどは下方修正。 いわゆるデコミット。 ある日突然、当初の業績予測ととんでもなく乖離した数字が発表される。 しかも、2回、3回と立て続けに下方修正が出る。
IRって過去のP/LとB/Sをサイトに掲載すりゃあ、いいと思ってないか? 有価証券報告書に出てる情報のサマリー版をPDFにしてダウンロードできるようにすりゃあ、IRに熱心な会社なのか?
業績予測を出すのはいいけれど、ちゃんとした数字を出して欲しい。 右肩上がりのグラフしか見たことがない。 業績が悪化している企業の場合は例外なくV字グラフ。 僕は達成できもしない「目標」を見たいのではなく「予測」が見たい。 企業経営者はIRを株を買ってもらうための「宣伝」だと思っているらしい。 「宣伝」だったら何を言ってもいいのか?
いい加減な業績予測ばっかり出してると、誰も信じなくなり、結果的に株価は急落に向かうだけだ。
��竹中平蔵&木村剛コンビ
「51社リスト」が流出して出回っている。 要注意企業の51社リスト。 当然ながら、51社に上げられた企業の株価は急落中。 だって、政府が「ここにあげられた企業は救済しません。つぶします」と言っているに等しいんだから。
竹中平蔵の言う「大きすぎてつぶせないなんてことは考えない」は正論ではある。 僕もダメな企業はさっさと潰すべきだと思う。 とりあえず潰す。 潰したうえで対応策を検討する、というのは正しい方向性だ。 ダメな企業は残しても日本経済に悪影響しかないから。 相当な痛みを伴う事にはなるけれど。
だけど、それと同時に51社リストにリスティングされている企業名が流出してるんだから、たまったもんじゃない。 リスティングされた企業は株価が急落し、資金調達は困難になるだろう。 もともと潰れて当然の企業が大半だけど、リストの流出によってとどめを刺される企業も出てくるだろう。
彼らの発言や行動は正論だし、正しいと思うけれど、彼らの不用意な発言によって株価が下がり、金融機関の含み損が吹っ飛び、結果的に金融不安を煽ってしまっているのも事実。 不良債権も処理どころか、更に増えていくだろう。 株価の下落が更なる下落を呼ぶ展開。
最悪のスパイラルに突入してしまった。
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