99745..チェリー
大阪府の医療費助成削減・署名について
2008年05月21日(水)
大阪府の重度障害者医療費助成の削減について。

現行の、月500円、月2回までの負担が、1割に引き上げられてしまいます。
また、対象となる世帯所得上限が引き上げられ、対象者が減ります。



例えば、私のかかりつけの在宅クリニックでは、特定疾患(難病指定)されていない病気で、重度障害をお持ちの方がいらっしゃいます。
(人工呼吸器を付けて、在宅で暮らされてる方もおられます。)

これまでは、重度障害者医療費助成を利用して、同一病院ならば、1回500円で、月2回までの支払い(1000円)で、在宅医療などを受けられていましたが、1割負担となれば、高額な医療費が必要となります。

→訪問診療や、訪問看護の回数を減らすことになることも予想され、在宅において、必要な医療を受けることができません。



また在宅医療では、医療費以外に、家までの交通費の支払いが必要となる場合もあります。



大阪知事のテレビインタビューなどによると、所得に応じての支払いを要求するため、「あくまでも、命を削ることにはならない。」と、発言されておられます。

しかし、所得は、500万〜400万くらいをラインとするようで(もちろん本人の所得のみではなく、家族の所得を含んだ計算)、この範囲内ギリギリラインで、生活されている方がたぶん多いのではないでしょうか?

決して、豊かな生活を送っているわけではないと思います。



私は、以前、ネットを通して、こういうご意見を頂いたことがありました。

「障害者は、人のお金を使って(年金)生きてるくせに、買い物したり、そのために、ヘルパーの費用を使って、しかも、娯楽が必要と、本まで買ったり、とんでもない。」
「贅沢なお金の使い方を止めて、生きるに必要な最低ラインのお金だけを国から頂き、暮らして下さい。」



とても悲しかったです。。。

何がと言うと、そういうご意見があることを知れたのは、よかったのです。

だけど、反論できない自分がいたから…。



生きるって、何だろう…?
人が暮らすって、何だろう?

と、考えました。

とても、すごく難しい…。



確かに、働いてもいない身分の私が、支給されたお金を、ブランドバックを買ったり、贅沢三昧に使うことは、賛同しません…。

でも、正直、贅沢できるくらいの金額は、手元にはありません。
(お金のことは、あまり公に書きたくないけど…)


私が、シャワーに毎日入ることは、贅沢とおっしゃられたヘルパーさんもいらっしゃいました。

私は、それ以後、週2回しか入ってません。

(家族の介護疲れや、ヘルパー派遣が少なくなったこと、私の体力低下などの問題もありましたが。)



私は、私が歩けていた頃の、当たり前を、忘れました。

この毎日を、日常生活を送っていく間に、

意識から、スルリと抜けて、いつの間にか、消え去りました。



それは悲しいわけではなく、まぁ…、これが今の自分だから、こうして、やってく。

これが、今の私の、ごく、ふつうです。



長くなり、何が言いたいかわからなくなりましたが…





福祉と医療を確保して頂きたい。

お願いです。。。

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