| ∈いろいろあるね。。。∋ |
| 2008年03月11日(火) |
午後から、原稿をチェックしてました。 校正も兼ねて、書き直す部分は、削ったり、足したり。 そしたら、久しぶりに読み直したからか・・・?
「なんなんだ!この気取った文章は!」
と、全てを消したくなりました。。。 まぁ・・・、寸での所で、思い止まって、消さずに・・・。
ありのままに、文字を書くなんて、大人になると難しくて、記憶を美化してしまったり、綺麗事を連ねてしまったり。 でもでも、私はそういった本を書きたいんじゃないの!
そもそも、当時の一瞬一瞬の気持ちを、ありのまま書くなんて不可能でもあり、全ての記憶は美化されるものだ。 と言われもするが、だからこそ、ブログに残したいと思うのです、リアルタイムで。 (これは、本にするとかとは違うけれど、同じく形に残るという意味で。私は、本読むのが好きだけど、ファンのブログ作家さんの、文章読むのも楽しみにしてます。また、本出していらっしゃる方でも、リアルタイム更新のブログは、また違った魅力があるから♪)
---昨日、ブログにアップした文。---
今、読んでる本。
銀色夏生さんの、つれづれノート12。
『引っ越しと、いぬ』
149ページ〜150ページの、文章を書くことについての姿勢について、これだよ。これ。
私が言いたかったのは…。
と、共感してしまいました。
本音を書いたブログとか、本が好き。
批判とか、どんどん言われるんだけど、めげずに、書き続けて欲しい。
私は、真の声が聞きたい。
(以下、銀色夏生/著『引っ越しと、いぬ』より引用)
誤解を恐れるリスクを背負ってないものを、かっこいいとは思えない。
(引用終わり)
この一行に、ハッ!とさせられた。
---以上、ブログから---
そういう気持ちです、いま。 なんて言うか、人に気遣って、誤解を恐れてる文章って、その人らしさの本当にいい部分が、一番聞きたい所が、残念ながら、削られてしまってるというか・・・。
好かれたいとか、嫌われたくないとか、そういうのが一切見えない・・・媚びない文章。 そういう作家さんには、どこまでも付いていきます!って、感じる所がある。
銀色夏生さんは、『これからは、ファンレターを読みません。 ほんの少しの批判レターを読んでしまうと、めげるから。 どこまでも、自分を追及していきます。』
ってなことを書いてたけど、そういうのも、銀色さんの魅力的な部分だと感じた。
他人に気遣いすぎて、あなたの魅力的な輝きを削り取らないで。。。 ファンなら、誰しも思うのかなぁ。
ブログで、好きな作家さんにも、批判のコメントとか読んだら、そう思ってしまう・・・。
そういうわけで、今日は、本音を書きます! (だからって、前回の日記も、本音でないわけではないのですが・・・。)
こんなに食事制限をおりこうに守ってる私に、訪問看護師さんは、えらいね。とか誉めません。
いや、誉めてくれなくても、いいんだけどさ・・・。 そういう、お子様的なものは、求めてないんだけどさ・・・。
「なぜ、この前までは、何でも食べれてたのに、食事制限しないといけないの?」 「そんなにきちんと食事制限守らないといけないものなの?」 「一食くらい、守らなくてもいいんじゃない?」
この彼女達の甘い誘惑に、負けそうになります。
ほらほら、ちょっとくらいなら、大丈夫だって。 食べちゃいな。入院してるわけでもないんだから、バレないって。
に、私の心で、変換されます。
「じゃあ、もう一生焼肉も食べられないの?わぁ〜最悪〜。」
この止めの一言で(訪問ナースが言ったんだよ・・・。)、うん!今夜、焼肉食べてやる!
と、なりました。
今夜は、焼肉に決定!!!
・・・となるわけないじゃん。 お腹痛くなるのは、私だからね。
「見えない所で、病気は悪化していた。」
という怖さを、今回学んだんだよ。 だから、他人から、傷付けられても、腹が立っても、私の決意は何ら変わらない。
ちょっと前までの自分ならば、「看護師という職業なのに、こんなこと言っていいの?」 「もっと患者の病気について、勉強するべきだよ。」
とか、上からえらそうに思い、3日間くらいは、ひどく落ち込んでいたなぁ・・・。
それか、直接、本人に言っちゃったこともあった。 もちろん、本人は、自分を省みることもなく、私のことを、「患者から看護師に文句を言う、わがままな悪い子ちゃん患者だ!」「(もしかしたら・・・)今時流行りの、クレーマーだ!(なんて、思われていたかも。。。)」と捉えられたのだが・・・。
他人を教育しようという思いは、ない。 自分を変えるのも大変なのに、他人を変えようだなんて、そんな傲慢な思いは、ちっぽけもない。 ただ、「私は傷ついた、あなたの言葉で。」と、ありのままを伝えたかっただけなんだが。
もはや、患者と医療者ではなくて、こういうのは、人と人で話したかった。
きっと、自分のことしか見えてない、他人に関心のない、思いやりのない医療者は、どこかで、頭打ちするだろう。 そう思うしかない。
あと、食事療法を守らない患者に、「きちんと守りなさい」と上から言ったり、きちんと守ろうとしてる患者に、「私は何でも食べても、こんなに元気です。」(同病の方とか)と、これまた上から言ったりするのは、違うと思う・・・。 (相手を前にしてなかったら、言うのはよいと思います。だって、誰もが、社会に受けいられるべき、1つの生き方であるのだから。だけど、直接、人を前にして、説教するのはダメ!だと思うのだが・・・。)
自分は自分しか生きられない。 だから、他人の生域に、軽々しく入れるものじゃない。
これだよ、これなんだ・・・!
食事療法を守らない患者に、何度注意しても、破られてしまうことに悩んでる看護師さんとか、入院中見てきたけれど・・・「きっと退院したら、好きなの食べるんだろな、この患者さんは。」「看護師さんは、きっと患者さんのためと思ってるんだろうけど・・・いったい誰のために、あんなに一所懸命、努力してるんだろう?」と、思った。
・・・そういうことなんだと思う。
何だか、長くなってしまいましたが・・・。
みんなのこと好きになったり、みんなのこと嫌わないようにするのは、現実的ではないから・・・
信頼するスタッフを、これからは、大切にしようと思っています。
こういう文章を嫌いと言う人もいるし、好きと言ってくれる人もいるんだろなぁ。 (とかって、一人ぼっちになったら、どうしよう・・・。)
私はアクセス数とか、大事にしてなくて、ココを通しての出会いってものを大切にしてるから、だから、気取った文章は書かないことにしました。
人間、良いところも、悪いところもある。 それを含めての、自分自身だから。
綺麗事で、蓋しないで、みつめていきたいな。
原稿は、大幅に書き直すことにしました。 いったい、いつ出来上がるのだろうか・・・(汗)
追伸。
後から、ふと思った。
「食事療法を守りなさい!」とか、「早く寝なさい!」と、看護師さんからうるさく言われるよりは、「真面目にせんで、大丈夫さぁ〜。」と、のんびり対応される方が、いいのかなぁ〜〜〜って。
だって、自分の家に来られてまで、うるさく小言繰り返されるのは、たまらないかもしれない!
いろんな受け取り方や、考え方があるものなんだね。
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