日々の泡

2013年07月08日(月) 吉永南央著「萩を揺らす雨」読了

土曜日に図書館の返却された本」の棚で見つける。何か月か前に書店で見かけ、題名に惹かれながらも、買わなかった一冊。65才から長年憧れていた珈琲豆と和食器の店「小蔵屋」を始める。喫茶店ではなく、豆や食器を買う人に対して無料で珈琲を振る舞っているが、なんだかんだでただの珈琲目当ての学生、近所の主婦も多い。人情物、ミステリーなどの味付けをされた短編集。老女の探偵ものと言うとミス・マープルと例のカムデンシリーズが解説に挙げられていた。ただ、あまりこの主人公の杉浦草に共感を覚えられないのはなぜだろう。老女とは思えない行動力だろうか。老女ではなくてもよさそうな設定だ。何しろ怪しげな男たち相手に立ち回りまでするのだから。少なくとも可愛い老女ではないことは確か。その分リアルなのかもしれないが。


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