| 2013年07月01日(月) |
ヘレン・マクロイ著「小鬼の市」読み始め |
現代はゴブリンマーケット。このままでもよかったように思うが、いかがなものか。とにかく面白かった。あとがきを読んで、1938年にデビューをし、既に個人となっていることを知る。なんの先入観もなく読み始めた本で面白かったと思うのはこんなパターンが多い。今は量産の時代なのかもしれない。どうも小道具に凝り過ぎて、謎である部分が希薄であるように思われる。とにかくこの小説、舞台はカリブに浮かぶ小さな島である。風光明媚らしいが、そんなところで事件は起こる。事件と言っても、酔ったうえでの事故として処理されつつある新聞社の支局長の男の死。すかさず、NYの本社に自分を代わりに雇ってほしいと電報を打ち、受理されたのは、その日の食事代にも事欠いていた○○だった。初めは職を見つけることができて、安堵していいたが、徐々にその死に疑問を抱くようになる。やがて彼が何か情報をつかんだために殺されたことがわかってくる。彼が残したいくつかのパイの一切れのような落書き。桟橋では、タンカーが出入りしている。実は海運業者の上層部の人間が、祖国を裏切り
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