日々の泡

2012年03月15日(木) 有吉佐和子著「夕陽丘三号館」を買う

15日は、みをつくし料理帖の発売日だ。と、言って書店に寄っている暇はない。ちょうど夜の公園を朝の通勤時に読み終えたので、手持無沙汰な思いで、もし売っていたら超ラッキー程度の気持ちで京王線のキオスクの書棚を覗く。やはりなかった。ふと目に入ったのがこの一冊。帯に「有吉佐和子の名作復刊第二弾」とある。(第一弾は「青い壺」だ。見覚えはあるが、読んだことはない)ついつい買ってしまう。分厚いし。848円だし、通俗小説みたいだし、良いところはないのだが、(通俗小説だからこそ)つい惹かれて購入。一流会社勤務の夫の転勤に伴い、東京で憧れの社宅暮らしをスタートさせた音子、とあらすじが書かれている。古き良き時代を懐かしもうと思う。それにしても有吉佐和子が亡くなる少し前に「笑っていいとも!」に確か橋本治に紹介されて出演した時のことが忘れられない。壊れていた。確かに壊れていた。壊れかけていたとでも言うべきか。あれは予兆だったのか、病が脳に回っていたのか。不思議である。「恍惚の人」を読んだが、あの著者がこんなことになるとは。


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