| 2012年02月20日(月) |
J・ リー・キャレル著「骨とともに葬られ」上巻読み始め |
会社の後輩のOさんから上下巻を借りた。久しぶりに昼休みに遭遇したのだが、昨年暮れにご不幸があり、そのせいで、慰められるような?本ばかり読んでいたと言っていた。で、この本だが、本屋で手に取ったことがあるような気がするが、その時は疲れていたせいかシェイクスピアという名前に恐れをなしてやめたのだった。シェイクスピアを研究していたケイトは師の慰留も振り切り舞台の世界に飛び込む。いまや演出家として大きな舞台もまかされるようになった。その師ロザリンドとは喧嘩別れのような状態だったが久しぶりに訪ねてきたと思えば、すぐに殺されてしまう。ケイトにとんでもない約束を一方的に押し付けて。一体何を依頼されたかもわからないままに、気が付いたときには どうしようもない殺戮の世界に入り込んでいた。やがてロザリンドが残した謎がわかってくる。それはたった2回上演されただけで、歴史から忽然と姿を消した戯曲「カーディニオー」の手掛かりを追う事だった。文学的な価値もさることながら金額的な利益ももたらすという幻の戯曲を求めて 錯綜する追っ手。命の危険に晒されながら、ケイトは驚愕の事実にたどり着く。シェイクスピアとは現在しられている人間ではなく、別の人物だったというのだ。学問もなかった一介の市民にあの文学作品が書ける筈がないというのがその根拠だ。日本の写楽探しのようなものか。上巻を読み終えたところで下巻をどこかにしまいなくしたことに気づく。(しかたなく3月3日、図書館で借りてきた)
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