芝神明宮で行われる富くじ見物に出かけてた菊園平次郎は同じ長屋に住まうお舟の姿を見かける。お舟は仲間と買った割札のくじで見事三番富を当て、六両の大金を得ることになったのだ。それ以来お舟の金を目当てに多くの人がご機嫌をとりにくる。そんな中須磨吉という甥が久方ぶりに訪ねてきた。彼は金を奪うためにお舟の死んだ一人息子に繋がる過去をゆすぶってきたのだ。 江戸市井の人々の苦悩や悲しみを救うため平次郎が活躍する。 などと裏に書いてあった。