日々の泡

2011年10月18日(火) 千野隆司著「夏越しの夜」読了

蕎麦売り平次郎人情帖シリーズの第一巻 橋のたもとで屋台の蕎麦屋を営む平次郎。前身は南町奉行所定町廻り同心だったが、逆恨みを受け妻と娘を殺されてからは隠居して少々通常よりは値が張るが良い出汁を使った蕎麦を売ると定評がある。 夜鷹家業のおてつ、一人で住む老女のお舟、屋台の隣では、使い走りだった鶴七が天麩羅を屋台で揚げていて、天麩羅蕎麦などというメニューもある。手帳に老婆のエネルギーと走り書きがあった。お舟と言い、他の江戸物には、頑固一徹だが、憎めない元気なお婆さんが随分登場する。いつかまとめてみたいと思った。なかなかしっかりしたストーリー仕立てで面白かった。他のシリーズも読んでみたい。


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