日々の泡

2003年09月20日(土) 「夏草冬涛」読了

主人公 洪作には同学年の二人の友人と比べ一級上の少年達のグループがひどく魅力的に見える。 それでも決して背伸びをすることなく、自然につきあっていく姿が描かれている。
最終シーン、洪作たちは少年達と一緒に伊豆に旅にでる。 船が波止場に着く。少年達は次々に桟橋に降り立って行く。

「洪作は、一番後から波に包まれた土肥という未知の部落に入っていった。 なにかきらきらとしたものを採集にでも来た探検隊の一員のような、そんな気持ちであり、またそんな足どりでもあった。」
なにかこの文章がこの小説すべてを象徴しているように感じた。


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