| 2003年04月28日(月) |
橋本 治「三島由紀夫とはなにものだったのか」 |
会社のすぐ近くの交差点角にある内外書店。この書店に入るのも今日が最後だろう。 昼食を買いにでたついでに結構感傷的な気分で店に入る。なにがなんでも一冊記念に買いたかった。 丁寧に単行本をセロテープで随所を留めながらカバーをしてくれる店主に心の中でつぶやいた。「今日で最後なんですよ...」でも、実際には何も言わなかった。25年間、ときには毎日、あるいは半年に一回、一年行かなかったこともあったかもしれない、そんなつきあいに過ぎなかった書店の主と私は私語をかわしたことがなかった。 最後だからと言ってそのドライ感を失うことは妙に嫌だった。 本を受け取り、それでも名残惜しくそばにあった購入予定であった「日経PC21」も買う。 そんな形で私とこの書店との関係は終わったのだ。
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