日々の泡

2002年11月06日(水) 村上春樹「ダンスダンスダンス」読了...

朝の通勤列車の中で、確かに読了した...この本からも私は得るものがあったと満足しつつ、最終ページを読み終え本を閉じた。
そして帰りの電車の中、読む本がなかったため、ふとバッグの中からダンス×3を取り出して何気なくパラパラめくり、またしまおうとしたその刹那...私は見たのだ。 書名の下に「下」という文字を。 えっ???これは一冊だった筈。 あわてて一ページをめくってみれば、そこには確かに章をあらわす数字があり、それは第1章ではなかった.....。

ついにここまで私も壊れてしまったか...というのが一番最初に浮かんできた言葉。
なんの違和感もなく下巻から小説を読んでしまった私の精神構造はいったいどうなっているのだろう。 もちろん多少疑問に思う箇所もあった。 最初の数行から私は、人間関係がわからなくて何度か読み返し、結局は作者の筆の誤りだという結論に達していた。 もともとこの作家の小説はわけのわからないのが常だ。 

と、考えていてもしかたない。とにかく帰りに上巻を買う。 バスの中で冒頭を読む。 非常にわかりやすい文に驚く。 あたりまえだ。種明かしされている小説を読むのだから。

自分への疑問がいつしか作者への疑問に変わる。 果たしてこの小説に上巻は必要なのだろうか???


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府中の啓文堂にて購入
 ダンス×3 上巻
 風の歌を聴け
 国境の南、太陽の西
 回転木馬のデッドヒート

もちろんすべて村上春樹
 ふわふわ という短編を立ち読みする。
 猫で一番すきなのは年老いた雌猫だと書いてあった。

 猫の趣味もちょっと違うかもしれない。


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