日々の泡

1998年04月28日(火) 三浦綾子 銃 口

純文学小説
作者:現代 日本
出版社・値段:小学館 上下各619円

純粋で理想家の主人公は、小学校時代に既に教師こそが自分の天職だと思い定めるが...。 大正天皇の崩御に始まり、昭和天皇の大喪の日に終わるこの小説はまさに昭和史そのもの。治安維持法に触れたとして監獄に入れられたり、結婚式の直前に赤紙が来たりと、さまざまな挫折を経験しながらも、主人公が成長していく様を、常に迷い続ける心の葛藤や宗教の問題などを織り交ぜながら描いています。   と、ぐちゃぐちゃ書きましたが、 とにかく全編を通して人間味があふれかえっていまして、なんだかんだと言いながら、圧倒的に善人が多く登場する小説です。 実はこういう小説に一番弱い...。1998/04/28


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