日々の泡

1998年04月26日(日) ジェフ アボット 図書館の死体

ミステリー小説
作者: 米国
出版社・値段:早川書房 680円

続刊が出ているというのにいまさらですが。いわゆる素人探偵物。 ミステリーなので詳細を書くことは控えますが、殺された女性の持っていたリストには町の人々の罪が聖書の中の一節で示唆されていたりして最後まで面白く読めます。 また帯に有るように感動的で心温まるラストシーンもあります。(でも帯にこう書かれると、感動しなかったらどうしよう、とか涙を拭くハンカチを用意してしまったりして、ちょっと身構えてしまいます)でもちょっとひっかかるのが、素人探偵という設定。 確かにおもしろいのですが、素人ゆえのあまりに無防備で感情的な捜査にはちょっと首をかしげたくなります。 一体公の機関は何をやっているのか、と思われるほど、全体としてのバランスが悪いときがありますね。 余程必然的な状況作りが為されていないとちょっと弱くなりがちです。  1998/4/24 9:10AM


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