かっしーのつぶやき
DiaryINDEX|past|will
| 2008年09月02日(火) |
お前の描いた詩は俺を不良くさせた |
サザンオールスターズの曲で1曲だけ選ぶとしたら何だ、という問いがいかに愚問かという話をしていて、
「それを言うなら吉田拓郎も1曲だけは選べないよねー」
とtimutaんが言う。
(説明しよう、私ら二人にとって吉田拓郎とはまさに青春のいちぺーじなんである。そういう世代とかいうんではなく、ただ私らだけが高校時代に勝手に聞いて勝手にハマっていた。今でも高校時代の夏休みを思い出せば、青い空と白い雲を背景にして傍らのラジカセからはいつも拓郎が流れていたような、故郷の夏風と一緒に拓郎の音楽を呼吸して生きていた気がするような、そんな恥ずかしい濃さで、拓郎なのだ。)
だがしかし、こんだ私は
「いや、Ronin。なんてったってRonin」
と身も蓋も無く即答なんであった。
以下に言い訳を書く。「Ronin」ってだってほらあの幕末青春グラフィティの映画版の主題歌だったのだ、あの最初のフレーズ、♪あのひとーのやわぁーはだにー、の、「わぁー」のところの拓郎の声、あのぞっとするほど明るい青空に立ちのぼっていくような響きを聴くともうそれだけでだーーーっと頭の中で幕末が自動実行、青空で夏草で汗だくで裸足で走り回ってヒマワリ畑でガトリング砲が火を噴いて高杉晋作は血を吐きながら酒を飲んでて、ああやっぱり吉田拓郎は何がどうあってもたとえ頭がアフロでも私にとっては永遠の高杉晋作なんだよもう、というような暑苦しい連想がめんめんと続きだすわけなのだった。ろーにん、ををを、ろーにん、いーん、なーいてぃーんえーいてぃふぁあーいぶ。つまりあの「幕末青春グラフィティ」という一瞬の虹のようなバクマツ系ドラマ&映画のシリーズを思春期どまんなかに視聴してしまったという業のために、いまだバクマツファンの殻をつけたまましらばっくれて人生を渡っている私としては、高杉晋作で1曲選べと言われたら自動的に吉田拓郎、いや吉田拓郎で1曲選べと言われたら高杉晋作、即ち幕末青春グラフィティ、すなわち「Ronin」、という思考回路になってしまうのだった。
しかもそれをそのまま放置しておくと、今度は拓郎は拓郎でも「元気です」を聴くとこれってなぜだか近藤土方な気がするんだよね、このなんか悲壮明るい感じがどこか新撰組つか幕軍っぽいのかもね、みたいなもはや熱病的な方向に妄想が舞い上がっていくわけなのだが、それは余談(ほんとうに余談だ)。
|