かっしーのつぶやき
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2007年07月28日(土) ジャージの裾を折っていいのは2年生から

真夏の炎天下、運動公園の近くなんか通ると、遠い昔の記憶がいろいろと蘇ります。

わたくし、小学校の時は水泳少年団、中学校では女子バレー部で、夏休みといえばイコール合宿&特訓の日々でした。
水泳はまだしも、田舎のヘボ公立とはいえ真夏のバレー部の練習、しかもそれが野外で行われたりした場合は、なかなかにハードなものがありました。酷暑の炎天下、カンカン照りの校庭のバレーボールコートでの練習で、しかも外コートの場合、土のグランドで直使いのために表面の皮がすっかりザリザリになって埃を吸いまくった中古ボールを使用するもんですから、アンダーで拾えば当てた腕が痛いしオーバーで拾えばボールから砂が落ちて目にも口にも入ってくるしで、使うほうは文字通り傷だらけ埃まみれの汗みずく。それでも当時の主流はスポーツ根性論、「練習が終わるまでは水飲んじゃダメだからね!」と目を吊り上げて怒鳴る先輩の前では下級生はグランドにタオルすら持って出られず、汗も涙も何もかもTシャツで拭いて、やっと練習が終わる頃にはもはや自分の顔や腕の黒さが日焼けなのかヨゴレなのかわからなくなっているような有様でした。おまけに、練習が終わればまたその炎天下、もしくは容赦ない西日の中をひたすら歩いて帰るわけです。昔の田舎のことゆえ当然道中にはコンビニどころか自販機すらもありません。嗚呼、太陽はいまだ高くあり、家は遠く、アスファルトは熱い…

…と書き連ねていくと散々な感じですが、当事者だったあの頃は別にそれが変だとも酷だとも思わず平気な顔して毎日をこなしていたのでした。
万事鈍感な田舎の子供だったのがいざ事に当たってはいろんな意味で良かったんだろうなあとは思います。


そんなわけで今日、炎天下、通りかかった運動公園から立ちのぼっていた夏のグランド球技の気配のようなものに、私は突如としてなんともいえない懐かしさを感じてしまったわけなのでした。

へんなの。
あんなに嫌だったのに、運動部。
今でもこうしてふとした拍子に、あの、バカで、物知らずで、鈍感だった思春期の頃の、単純で率直な身体反応みたいなものに、不意に襲われることがあります。

人間の記憶って、不思議なもんです。


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