■ 腰痛日記 ■
ケイの10年にわたる痛みの治療体験を少しずつ書いていきます

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2004年03月06日(土) オタクのハナシ

ここ2日続けて女医さんとお話する機会に恵まれました

一人は私のいとこの歯科医

歯科医とはいってもずーっと大学院で研究をしています
味覚の研究・・・とか聞いていたのですが
このたび論文が認められ学位取得したそうです


Vanilloid receptor expression in the rat tongue and palate.

この研究ですが、簡単にいうと・・・
舌と口蓋に分布している
侵害受容器への刺激に対する研究?だそうです

43度以上の熱、カプサイシン(辛み成分)、酸
の三種類の刺激での受容器の変化をみていたらしい

この4年は細胞をナノ単位でスライスして
電気顕微鏡を覗く毎日だったとか

いつもセンセから痛みのメカニズムを聞いている私は
彼女の話がオモシロクてたまりません

彼女のやっていることはミクロ単位の形態学だそうです
でも研究の最終段階で
どうしても生理学的な実験をやりたかったそうですが
いろいろあって断念

同じ大学の同じ学部でも
形態学と生理学の対立はすごいらしい・・・
そこに臨床が入るともう収集がつかない
(詳しくは書けませんが)

彼女に
「ヘルニアによると言われている痛み」
と侵害受容性疼痛・神経因性疼痛
の話をしたらをしたらとても納得してくれました

お互いにオタクっぽい話に花が咲き(^-^;
寝るのも惜しんで話続けました

日本語で書かれた論文の本?を送ってもらう
約束を交わして別れました



そして翌日
インターネットで知り合ったメル友の病理医と
駅で待ち合わせてドキドキは初対面です

こちらでの勉強会?に出席するついでに
私との時間を空けてくださいました

彼女は腰痛持ちということもあり
TMSにとても興味をお持ちの方です

センセも誘って楽しい時間をすごしました

ケイしゃん
「お話、もりあがって楽しかったですね」


ビョウリ医ちゃん
「加茂センセって
少年のようなつぶらな瞳で
熱く語る方ですね」




そうそう
いとこの歯科医は顎関節痛があって
その痛みは決まって緊張したとき
例えば今回は論文の発表の前とかに
顎関節と肩と首が痛くなったと言ってました

だからTMSの話も凄く納得してくれて・・・
彼女は緊張したときに無意識に
歯を食いしばるからだと思っていたようです

もちろんそれによって
顎関節の緊張も起こるのは確かでしょう

顎関節症の治療には
プレートなどを使う治療もありますが
手術療法が多様されていたそうです

しかし
手術日した人、しなかった人の10年後は
痛みの度合いは同じだということがわかり
手術はあまりされなくなったそうですよ

どこかで聞いた話だね

10年後の結果が同じだとわかっているのに・・・




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