■ 腰痛日記 ■
ケイの10年にわたる痛みの治療体験を少しずつ書いていきます

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2004年01月29日(木) 腰 痛 体 験 記 (1)


年代も子供の年も同じkobyちゃんとは
悩みも不安も共通するところが多いの

昨年の夏にあった北陸オフ会では
二人で朝まで語り合いました




彼女とは裸の付き合いでしゅ↑(投票ボタン)
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こんなメールをくださったのも彼女です
【コンニャクゼリー】

そしてお願いを快く受けてくださり
最初に届いたのがこの体験記です


:::::『 焦らず、くさらず、あきらめず 』:::::

[ 1 ]

2002年9月『腰痛の広場』の掲示板への投稿をきっかけに私はTMS理論と出会うことになりました。その書き込みで私は「31歳の時初めてぎっくり腰になり・・・」と書いています。

今思うとすでに20年以上前にぎっくり腰になってるし、さらにそれより前に長男を産んでから、よく腰が痛くなっていたんです。

でも自分で「腰痛患者」と言う認識はありませんでした。その頃は痛みを恐がっていなかったし、痛みにとらわれることがなかったから。。。

今から17年前、私は夫の転勤で大阪から石川県小松市に引越ししました。
その翌年。結婚後初めてスーパーにパートに出たんです。勤めだして1ヶ月仕事に慣れてきた頃にぎっくり腰になりました。
(かがんだ瞬間にビビビ〜〜電気が走ったような衝撃でまさに魔女の一撃でした)

「ぎっくり腰はクセになるよ。」に始まって、他にも諸々の呪いの言葉(一般的に腰に対する常識と思われている間違った情報)を聞くうちに、私の頭には『腰』の文字が常にあり(腰に対するこだわり)急性患者からりっぱな慢性腰痛患者になっていきました(^_^;)

翌年またぎっくり腰になり、その数日後には出産時よりも凄まじい泣き叫ばずにはいられないような、激痛に見舞われ、その時のことはしっかり私の脳にインプットされてしまったのです

小松市にいた間は、整形外科→整骨院→鍼灸院→カイロプラクティック に通いました。

奈良に引っ越してきてからは、小松で診てもらっていたカイロの先生が月2回寝屋川市(大阪府)で診察しておられたので、片道2時間ぐらいかけて通っていた時期もありました。

その後 整体→整体+カイロ→無痛バランス療法 というように治療方法を変えました。

腹筋・背筋が弱いから、身体が硬いから腰痛になるんだ。。。と言う思い込みからトレーニングにも通いましたし毎日かかさずストレッチもしていました。(今は健康の為に続けています)

腰にとって良くない事はせず、仕方なくする時はコルセットを巻いて・・・

日常の痛みは、まだ我慢できる範囲のものだったのでぎっくり腰にならないように『上手く腰と付き合っていこう』とまるで爆弾を抱えているかのようにこわごわ生活していました



[ 2 ]

今から7年ぐらい前に、無痛バランス療法の治療者の方から「一日中家に居てると腰のことばかり考えるしかえって良くないよ。パートにでも出てみたら?」と言われたのをきっかけに今のお米屋さんにパートに出ることになりました。

「エッ、腰痛持ちの人がお米屋さんなの?」ってよく言われますが、自身の体験から『ぎっくり腰』と『重いものを持つこと』は私の中では無関係だったのです。

しかし、40歳を過ぎた頃から何度かぎっくり腰を繰り返すようになり、その度に条件付けは増えていき、ますます快適ゾーンは狭くなっていきました。

私の場合、一度ぎっくり腰になると、一週間は寝たきり同然で(トイレは這っていき2,3日は食事も寝たまま)

その後の一週間も、布団は敷いたままで、炊事をしたら横になり、洗濯をしたら横になり・・・と言う状態。

仕事に復帰するのは発症してから1ヶ月ぐらい経ってからでした(>_<)

2002年8月実家に行く車の中でぎっくり腰発症!

それまで3月や11月頃の季節の変わり目にばかりにやっていて夏は比較的安心できる時期だったのに・・・ショックでした!

「なんて、私の腰は弱いのか・・・」
「こんなに気をつけて暮らしているのになんで?」
「このまま年老いていくと私はぎっくりをきっかけに一生寝たきりになるのでは・・・」

すっかり精神的に参ってしまって仕事を辞めることも考えました。

でも「このままでは本当にダメになってしまう・・・なんとかしなくちゃ」と思い直し、以前見たことのある『腰痛の広場』の掲示板に投稿したのです




[ 3 ]

広場への書き込みにはいろんな方からアドバイスを頂いたのですが、その中で「僕は『サーノ博士のヒーリングバックペイン』を読んだけで治りました」と言ってTMS理論を勧めてくださった方がいたのです

TMS理論の名は、以前広場で見て知っていたのですが、その当時は大して関心もなく、その内容を詳しく知ろうとしなかったのです(^_^;)

でも、この時は数ある中からなぜかその方のアドバイスに魅かれてTMS理論のHPを見てすぐに本屋さんに行きました。

『ヒーリングバックペイン』(白本)は取り寄せし『腰痛は怒りである』(赤本)
を買って帰りすぐに読み始めました。

読み始めてすぐに「まさに私の腰痛はTMSに違いない!」と確信し、本文中の「必ず治ります」と言う言葉にハゲまされ読み終えたときには、目の前がパァーと明るくなり、傍にいた息子に「私は治るんや!」って興奮して話したのを覚えています。

それからTMSの掲示板をROMしてしばらく迷った挙句に、思いきって投稿しアドバイスを求めました。

多くの方が私を理解しハゲましアドバイスを下さいました。

皆さん同じ痛みを経験した人たちばかりなので、本当に心から理解してもらえたと実感できて嬉しかったですねえ〜 涙が出ました(;-;)

私が行ったプログラムは

・赤本・白本の読書療法
・ストレスリスト
・赤本のCDを聞く
・アファーメーション

等です

そして目標を設定し、掲示板でハゲましてもらいながらチャレンジ、達成したら報告し誉めてもらうことを繰り返すうちに、徐々に腰に自信を持つことが出来るようになりました。

いつまでも恐怖心が消えずついつい焦っていた時には
「焦らず、くさらず、あきらめず」
の言葉にハゲまされケイしゃんの日記で加茂先生の話2002年8月4日日記参照を読んだ時は、自分がいかに『完治』にこだわっていたか、気づかせてもらいました。

他にも多くの『気づき』を得る言葉にふれ、お陰様で腰を気にせずいろんな事を楽しめるようになりました。

そうそう、MSジャパンのセミナーを受講したのも大きなきっかけでした。
今でも時々痛くなることはありますが『恐い』と感じません。
腰を理由に何かをあきらめる事はもうないのです!

TMS理論のお陰で自身の心と真正面から向き合ううちに『痛み』だけでなく、生き方そのものについても教わったように思えます。

また、痛友とも呼べる素敵な仲間たちとも知り合う事ができて、今では「腰痛になって良かったかも。。。」って思えるのです。

今痛みのある方も決してあきらめないで下さい!
TMSなら必ず治ります!!
まずは数あるプログラムの中から、自分にあったものを選んで何か始めてみませんか?

小学生の頃から作文が大の苦手で文才もないために、ダラダラと長い文章になってしまいました(^^ゞ
最後まで読んでくださってありがとうございますm(__)m

この体験記が少しでも誰かのお役に立てば幸いです。


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