■ 腰痛日記 ■
ケイの10年にわたる痛みの治療体験を少しずつ書いていきます

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2002年10月03日(木) 痛みの講義(2)

では、お約束通り
今日は『ヘルニアと神経』
について書きますね

前にも書きましたが私はいくつもの
整形のHPや腰痛本を見ています

そこには必ず椎間板からはみ出した
【ヘルニア】が
神経根や脊髄を圧迫している図
が書いてあります

腰痛持ちの皆さんなら
一度は見たことあるでしょう!
イヤな図ですよね

整形でも背骨の模型を使って
説明を受けました

先日(^0_0^)先生も
専門書の写真や模型を使って
いろいろ教えて下さったのですが
今までの整形の医師の説明とぜんぜん違う!

先生がおっしゃるには

「圧迫というのは
堅い物と堅い物で押さえること!」

「ヘルニアは堅いか?
神経は堅いか?」

うーーーん
確かに本には椎間板は
骨と骨のクッションとか
髄核はゼリー状とか
マシュマロのようとか
お饅頭からはみ出したあんこ
だとか表現されてますよね

軟骨って言うくらいだから
軟らかいんだよね・・・

それに神経も
ストローのように堅いわけがないし・・・

ちょっと想像してみてください

マシュマロのようなヘルニアが
脊髄から空洞に延びている
ゴムひもなような神経に当たっている図を

これって圧迫っていえる?

それに
もしそれを圧迫と考えなら

神経がダメージを受けて
痛みが出ていると考えるなら

直ちにそのヘルニアを取ってあげなければ
取り返しがつかないそうですよ

なのに整形外科でも
尿閉などがないかぎり
3ヶ月は保存療法を薦めます

カイロ、鍼、ストレッチ、ゴムバンド
などなど民間療法で
ヘルニアによるといわれる症状が
治ったという人もいます

「ヘルニアが痛みの原因だとしたら
それを切り取ることが出来る医者が
一人勝ちしているはずでしょ!
でも現状はそうではない(;0_0;)」

センセ、まぁまぁ、、、
よしよし(:0_0;)\(^_^;


******(^0_0^)先生の提案*******

変形性脊椎症
変形性膝関節症
脊柱管狭窄症
腰椎分離症
腰椎すべり症
椎間板ヘルニア

など構造(形態)上の変化を病名にしますと
患者さんは構造を変化させないかぎり治らない

あるいはいつ痛みがおこっても不思議ではない
と脳にインプットしてしまう恐れがあります

そうしますと僅かなことをきっかけに
無意識のうちにその部位に
痛みを発生させてしまう可能性があります

多くの整形外科医は
構造上の変化と痛みは関連しないことを
臨床経験で知っています

しかし現状の病名の付け方ですと
さきに構造診断ありきで
痛みの真の原因である生理機能の変化が
構造病名の強いインパクトのかげに
隠れてしまいがちです

これは医師にとっても
患者さんにとっても大きなマイナスです

できるかぎり
生理機能の異常をあらわすような病名に
かえるべきだと思います

********* 加茂整形HPより ********

素晴らしいパチパチパチ”(^-^)//””


――オマケ――

入院患者の一人にお聞きしたお話・・・

Aさん
「前髪をよくむしり取ってしまうのは
癖ではなく神経的な要因も
あったのでしょうか?」

(^0_0^)
「ボクもここ(おでこを示す)に毛が無いよ!」




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