■ 腰痛日記 ■
ケイの10年にわたる痛みの治療体験を少しずつ書いていきます

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2002年08月15日(木) 8月15日


さてさて
2年前の今日8月15日は
私が手術した日です

私にとっては待ちに待った手術でした

でもね
つい2ヶ月前までは
手術するなんて
考えてもいなかったのよ

仕事のこと
家庭のこともあったし
信頼している接骨院の先生にも

「手術しても完全に
痛みが取れるとは思えない

出来るだけ身体にメスは
入れないほうがいいよ」
と言われていたし・・・

私はその時期
接骨院
(テーピング・レーザー・マッサージ)

整形
(薬・点滴)
の両方に通っていました

そんな先の見えない
慢性的な痛みと病院通いに
疲れて果てていたとき
主治医の先生から

「○○さん
手術したら楽になると思うよ
7月24日に手術のキャンセル
が出たんだけど・・・
この日に手術したら
8月中には退院できるし・・・
考えて見てね」
と言われました

そこの整形は手術の予約が
半年先までいっぱいの医院です
なんでも膝の手術が上手だとか・・・

その時
「手術は絶対にイヤ
絶対の出来ない」
と思っていた心に変化がおきました

「本当に楽になるのかな?
たとえ完全に痛みが取れなくても
今より少しでも楽になればいいや!
その時期なら夏休みだから
お弁当も作らなくて済むし
子供達にもいろいろ手伝ってもらえるし
今年は受験生もいないし」

気がつくと頭の中で
手術した場合のシュミレーションを
カチャカチャと組み立てていました

そうなったら
もう手術のことしか
目に入らなくなっていました

一ヶ月後
手術を前提の入院をして
造影剤の検査をしました

が、主治医から思いがない言葉が

「ヘルニアを取るだけの簡単な手術では
○○さんの痛み取ってあげることは
出来ないかもしれない

固定術という方法を取るほうが良いかも?
とても良い先生を知っているから
その先生のいる病院を紹介します」

すぐに連絡を取ってくれたのですが
その先生は外国に研修旅行中
1週間待たされました

長い1週間が過ぎ
前の医院からの検査結果
(レントゲン・MRIの画像)
を持って病院に行きました

私はすぐにでも
手術してほしかったのですが
「もう一度詳しく調べさせてね」
と言われ何日も検査の日が続きました

なかには死ぬほど痛い検査がありました

私は首にもヘルニアがあったので
今度の造影剤の検査は
耳の下から脊髄に向かって針を入れるの
それがなかなかうまく入らなくて(;-;)

入ったと思ったら
今度は手と頭半分に鋭い痛みが走り
本当に死ぬかと思いました

耳から頭にかけての痺れ痛みは
2週間は取れませんでした

そんなこんなで
やっとこぎつけた手術だったのです

前の主治医の言葉で
手術に気持ちが動いてから2ヶ月弱
痛みはますます強くなっていました

今まで
「痛くても我慢するしかない」
とずーーーっと思ってきたのですが
精神的にも
もう我慢できなくなっていました

一日でも早く手術がしたかったのです

私は今
手術を考えている人に
その前に『腰痛は<怒り>である』を読んでほしい!
加茂センセのサイトを見てほしい!
とあちこちで書いていますが
一度手術に傾いた気持ちを
修正するのは大変なことだと知っています

手術することに
気持ちが向かっていたあの時期に
TMS理論のことを勧められても
受け入れることは
できなかったかもしれません

あの時はそれほど
「手術するんだ!」
という意思は固まっていました




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