| 2007年09月15日(土) |
Plastic Tree“ゼロ”@日本武道館(9/8) |
一週間以上経って、今更なんですけれど、プラ武道館レポを。ものすごく長くなりそうなんですが。 本当良いライブで、良かったねーとしか言えないライブで、参加できて良かったと心底思うライブでした。
すごく感動したけれど、感動的だった、というのとはちょっと違う。かっこ良くて、楽しくて、感動したけれど、一言で言うならば「ほんとに良いライブだった」ということ。 正直、駄目なところはいっぱいありました(笑)。でもだから悪い、という風には感じなかった。個人的に不満なところも、なかったわけではないけれど、でもそれは私個人の気持ちや考え方によるところであって、Plastic Treeというバンドの10周年の初武道館、お祭りみたいに楽しもう、そう思っていたから別に平気でした。特別な公演、という意味ではとても充実した内容だったから。 (やっぱりそういうのは、気持ちや考え方次第なんだと思う。求めすぎて、こうじゃなきゃ嫌だとか、何もかも手に入れないと嫌だとか思ってるから不満が出たりガタガタ言い出したりするんだと思う。本気でつまんないものを出されたならともかく、ええやんライブ良かったから充分やん、個人の要望全部は無理やって、て思う)
話が逸れました。 とにかく、あったかくって、幸せで、嬉しくて楽しいライブでした。なのでプラの痛さ怖さの部分は正直薄かったです。でもねえ…、それがきっとあの日の彼らの気持ちだったんですよ。 「ありがとう」と「一緒に楽しもう」ということ、それに満ちていた。幸せな空間でした。 だからこそ、感動ライブではなく「良いライブ」だったと、そう感じます。
この日の同行者、および会場に来てた知り合いは過去最高人数でした。あんなに色々と会って、チケット手配して、てしたプラのライブは今までなかった。4枚しか連番で取れないから、友達と見るから4枚お願い、と頼んで来たAさん、個人で取るから終演後会おうね、と、入場前に会ったのに買ったばかりの忘却モノローグを席ですぐ読みたいから先に行ってしまったYさん、その他もろもろ。仕事で無理だった明ファンKちゃんとか、残念な人もいたけれど。 私は九州から来た心友Rと、こちらでのプラ仲間のMAさんと、記念だから5年ぶりに見たいと言ってくれたMIさんと、4人で見ました。全員、私としか知り合いじゃないから、この日が初対面で。なのに並んで、にこにこ笑って見て、それも不思議であったかい光景でした。
私の席は南東、つまり正面斜め上手の(分かりにくい…)の2F3列目。まあ遠いんですが、3列目ですし、ステージ全体がよく見える良い席でした。ステージにはでかい白幕がかかってました。 客足はどうなんだろう、と思いましたが、かなりぴっちり埋まっててその時点で感動でした。アリーナ席は確かに小さかったです。でもあれは、先にS席を締め切ってしまって増やせなかった運営側のミスだと思う。その証拠に2階の上まで客は埋まってて、ステージのほぼ横まで席は出来てて、もう少しアリーナを広く取った方が見やすい人も増えたんじゃあ…?て感じがしました。
あまり押さずに客電が落ち、いつも通りのマイブラが流れて、ここで一気にテンションの上がるRと私。Rは竜太朗という人を好きになって12年の人で、私もその頃からの付き合いなので、ほぼRと私だけできゃいきゃい騒いでおりました。 ステージの幕にサーカス小屋のシルエットが映し出され、下から木のシルエットがにょきにょきと伸び、この「いよいよ」の瞬間が私の興奮MAXでした。ちょっと震えてた。木がPlastic Treeのロゴになり、静かに一曲目のイントロが聴こえました。そして幕が取られて、演奏してるメンバーが登場。ステージの後ろには両脇から大きな木がにょきにょき。とてもナチュラルにライブが始まりました。 はじまりはじまり。
衣装は、竜→黒っぽいクラシックなスーツ、リボンタイ付、とても“いつもの”雰囲気。正→青の縦ストライプにだぼっとした黒パンツ。明→黒ジャケット黒シャツに赤いネクタイ、ややホスト風。渕→よく見えず。半袖白シャツに黒Tだったような。皆、ヘアメイクばっちり!でした。
眠れる森 かなり予想通りの一曲目でした。最新アルバムの一曲目だし、最近よくやってたし。 しかししっとり聴かせる曲だけに、音響の悪さが目立っちゃって残念でした。最初の数曲は仕方ないと思ってるんですけれどね。でもこの頃はまだうわープラがプラが武道館に、みたいなテンションだったので、こういう曲で良かったかもしれん。
割れた窓 確か最初に「武道館〜遊ぼうよ〜」とお立ち台に片足かけた竜太朗くんが言ったような。 これもかなり予想通りでした実は。中野でも2曲目だったし。でもイントロで「きたー!」て万歳しながら笑顔で跳ねてたのは私とRです。すごいかっこ良かった。ていうか、始まった途端に明くんがすっごい笑顔で上手花道に飛び出してくれて、それがすごい嬉しかった。あきらああ!て叫びました(笑)。正くんも来てくれました、すれ違う時に明くんが「あちらへどうぞ」て促してた。
ナショナルキッド なんか久々でしたが、うん、これ楽しく盛り上げる曲だよね、と「涙声もバカ笑いも君じゃなきゃ嫌だ」て歌詞に、聴きながら急に納得しました。掛け合いも多いし。とにかく「冷蔵庫に入ろう!」の客の声がすごく大きくて、まずそれに感動しました。こんなに皆が叫んでる!って。
「やあ。日本武道館。今日会えるのを、ほんとに楽しみにしてました」 「今日は皆の一人一人の顔を焼き付けたいと思います」 「特別な日にしないとね」 「今日は晴れて良かったですね。雨色、水色ガールフレンド」
水色ガールフレンド これまた久々でした。ほんわかあったかい曲で、会場の空気もまろやかになった感じがします。この曲では私は後半ぶちおのドラムに釘付けなのですが、いやーよく見えて満足。
ザザ降り、ザザ鳴り。 雨つながりなのか、新アルバム中でもよくやってたこの曲がきました。明くんがよく動いてコーラスしてました。欲を言えば、インマイライフのとこももっとコーラス入れて欲しかった。
うわのそら これ…実は私の周囲では非常に嫌われ曲でして(笑)実は前日に「うわのそらが嫌い」て話を散々してたところだったので、イントロ始まって、今日これきちゃったよーとある意味大受け。一緒に見てたMAさんもすごく嫌ってるので、見たらぬるーい笑いをしてはりました。私もあまり好きではないものの、まあいいやー楽しんじゃえーと開き直ってRと思いっきり笑顔で手拍子参加してました。メンバーがまた、花道を左右に走り回って跳ね回って楽しそうなのなんの。明くんなんか中央のお立ち台に乗って弾いてたもんなあ。 いいや楽しそうだしーお祭りだしーと、この日の私の意気込みは全部そうでした。
「心配だったんだけど、皆、本当に来てくれたんですね。嬉しいです」 「こんなきれいな景色、産まれて初めて見ました」 「僕の鍵を開けたのはあなたたちでした。プラネタリウム」
プラネタリウム MC前に中央に裸電球が降りて来まして、スピカ?とか思ってたんですが、この曲がきました。前の曲でわいわいとなってた会場が、一気にずーん。曲前のMCで既にずーん。なんてこと言うんだ…! 絶対やってくれると思ってた曲ですが、聴けて良かった。ほんとに良かった。上に向かって手を伸ばす竜太朗くんをあの場で見れて良かった。この曲は、あの仕草は、武道館の高い天井でとても映える。
サーカス 続けてこの曲きたー…!と、ここから先はイントロの度にRの肩を掴んでました。こんなん続けられたらもう。 ライブバージョンはとてもゆっくり、とつとつと始まるのですが、音も少ない、そのぽつんとした様子が上から見ていてとても良かったです。後半の盛り上がりも。ステージ上部にサーカスのテントみたいな幕があったのですが、そこに電飾がついて雰囲気最高。ああサーカス小屋がついに武道館に来たよ。
ツメタイヒカリ サーカスの余韻に浸っていたらステージが暗転し、イントロが流れて照明がついたらステージ後方に10人くらいのストリングス部隊が登場! すげーびっくりした! Rなんか「イリュージョンやったねえ」て言ってた(笑)。それくらい突然現れました。Cutバージョンのツメタイヒカリを生で聴けるとは。ステージには雪も降って、とにかくスペシャルなものを見ました。
10分でわかるプラスティックトゥリー講座 メンバーがハケたので「まさかあの変な映像あんのかなー」とか言ってたらまさかでした(笑)。おい武道館でもやんのかーと思いましたが、けっこう面白かったです。でもこれ、ぶちお編集じゃないよーな気もする。分からないけど。 クラシックをバックに10年分のプラの歴史をエピソードやメンバーのコメントとともに流してたんですが、いいよ楽しむよ、て気持ちで見れたのも良かったのかもです。でも絶対10分以上あった気がするんですが。 長くなりますが「海外で竜太朗、突然キュウリを食べられるようになる」「火傷した明が高額のギターを買いあさる」「竜太朗のペットのウーパールーパー・ペスが地震で死亡、目立たない奴だったが最期は壮絶だった」「竜太朗、ノストラダムスを信じて遺書をしたためメンバーの失笑を買い、何も起こらず焼き捨てる」「ファンにもらったアンパンマン号が流される(捜索してる写真が笑えた)」「竜太朗、合宿中に初めて誕生日を祝ってもらい喜ぶが、明にバカと言われる」「ブッチ、沖縄で暴走」「温泉旅行の枕投げで2名、心に負傷」等等面白かったです。 そして皆が書いてると思いますが、大正谷隆脱退、で「嫌いになったんやない。愛しすぎたからや(by大正谷)」と出まして。うわああーーと、なんかよく分かんない爆笑をしてしまいました。あーもー!!
映像が終わり、ぶっちくんがひとり登場して、まさかと思ったらドラムソロを初めてびっくり。 しかし、おおおーと思って見てましたが、やっぱり彼は自分でよく言ってるように、ロックで育ってない人なんだろうなって思いました。煽りもなかったし、盛り上げてどう、て感じの叩き方じゃなくて。そのまますんなり、空中ブランコのイントロになだれ込めるような、なんていうか、うねるドラムソロ、でした。 イントロを叩き始めると、ドラムの後ろに炎が出現しました。
空中ブランコ ドラムが響く中、衣装を変えたメンバーが登場。チェックのシャツになった正くんがベースを持つとその後ろに炎、黒のノースリになった明くんがギターを持つとまた炎、グレーのワンピースっぽい衣装の竜太朗くんが中央に来たらその周りにも炎が出現。この炎、特に大きくもなくて横長にちょろっと燃えてるだけだったんですが、それがとても似合ってました。 これもさっきのサーカスと同じで、上から見てて非常に良い景色でした。
イロゴト イントロで驚喜。この流れって一体…!とRと手を握り合い。イロゴトは1曲目のイメージがあるかもしれませんが、昔のツアーで見た時、一曲目だった時とアンコールだった時とで完成度が全然違ったんですよ。なので後半に持って来てくれて良かった。じっくりうっとり聴きました。声が綺麗に響きました。 あえて苦言を呈すなら、バックの映像がイマイチだったような。ていうかこの日の映像は全体的にイマイチでした。
Sink そして次がこれかー!とまた驚喜。もうどうしてくれよう。ギターソロからの流れが圧巻でした。 なんか今気付きましたが、これプラスティックトゥリー講座を挟まなかったらとんでもない流れになってますよね。ずーっと悲しいというか叙情ゾーン。あそこで一息つかせてたんだ、いきなり納得。
絶望の丘 そして、これ。ああもう本当どうしてくれよう、て感じのテンションでした。でもすごく優しく響いて、ある意味これまでの流れの大団円ぽかったです。これちょっとギターソロがあやしかったんですが(笑)まあそれはそれで。 この辺かなあ、MAさんが客席を指すので見たら、PA卓の横になんと着ぐるみ包帯猫が! 柵によりかかってクールにライブ見てやんの! 服が赤いので目立ってるのなんの。ステージ見たいのにそっちが気になって仕方なかった(笑)。気付いたらもういませんでしたが。実は開演前から会場をずっとうろうろしてたらしいんですが、ギリギリで入ったため見なかったんです。あーびっくりした。ちゅーか笑った。
あまりに長いので、いったん切ります。後編へ続く(笑)
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