kaorinのしょーじき日記
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2007年07月20日(金) 小中合同地区懇談会

来週半ばから長男が夏休みに入る。

今年私は地区のPTA役員をしていて
今夜の懇談会が初の司会になる。

前年度のおかあさんのノートと
資料をみつつ段取りしてきたが、
自分がやるとなると気が重い。

一緒に役員をしているおかあさんが
とても感じも良く優しいので
なんとかがんばれるが
これが別の人だったら
投げ出すかもしれない。

この一緒の役員をしてくれている
おかあさんは転勤族。
来年には関西方面に家を新築して
お引っ越しの予定と聞いている。
いい人ほど別れがはやいように
感じるのは気のせいだろうか。

この地区のPTA役員を3年間
転勤があるからという理由でやらない人がいる。

私の一番の憂鬱はその彼女に
役員をするよう説得すること。

前の役員のおかあさんは
彼女に嫌われて最後には
電話をしても
居留守をつかわれたとのことだ。

確かにこの地は因習深く
外から来た人間に冷たい町だが
それでも自分の子供が通っているなら
来年は役員の順番ですよといわれたら
転勤があるかもしれないので
そのときはよろしくお願いします、
できるところまではやりますよ
と大人の言葉を期待した。

しかし
”絶対に転勤で無理なので役員は
 やれないと皆さんに説明します”
と数日前に彼女に電話で言われめまいがしている。

たしか3年前に転勤できたときは
”転勤したてで様子が分からないから役員はできない”
2年目からは
”転勤になるから役員ができない”
といって来年で4年目だ。

他の人は変わった人だからと
あまり関わりにならないようにしていると聞いた。

私もかかわりたくないが
そうもいかないようだ。

やだやだ。

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来月の最終日曜日に小中PTAで資源物回収がある。

その日に武士の唯一の習いものの木曽郡剣道大会もある。
実際習う人数が少なくこの町の剣道チームは大会に参加しない。
でも200人ちかい人間が試合にくるため
この剣道大会には夫婦で会場係を
して欲しいと剣道の指導する人に言われた。

主人に言ったがこれも主人には気に入らないらしく
なぜか私が底までする必要がないことを
何度も何度もくどくど言われて憂鬱だ。

剣道の指導をしている人が同じ地区にいるので相談したところ、
主人が資源物回収のトラックの運転を毎年しているので
代役となると人がいないから
私が剣道の方にでるように話がついた。

この地に長くいる主人だから
いろいろ相談できると思って話せば
ここでの慣習のこれがおかしいなど
話が長くなり、
最後には私が一方的に叱られる構図になる。

私はお説教が聞きたいわけではなく
共感できる話の落としどころなので
主人と会話するときは
気をつけないとその後数日落ち込んだり
涙がとまらなくなる。

こう書いていると再婚したことで
経済的に仕事をせずにすんでいるが
それ以外の安らぎがどこにあるのかなと素朴に思う。

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少しでも気力があるのなら、
自分らしくなにかすることを
みつけたりできるのだろうか。

木曽に来て2人のともだちができたが
その二人についても主人は辛辣だ。

少し前に私があまり外出しなくなったことを
心配した彼女から久々に電話きて話したんだよと
明るい気分で言ったら
「金儲けの話か?」と一言。

主人はこういう会話の人間なんだとしみじみした。

私は主人のその一言で私は友人を作ることさえも
主人の顔色を見ないといけないらしいと感じた。


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