みかんの日記
みかん



 遺品回収業者

ニュースでやっていたが、
こんな業者が今あるそうだ。
身寄りの少ない老人の孤独死が多いので
需要が増えているという。

ニュースで映し出されていたのは
母妹とかつて住んでいた自宅に
一人取り残された兄が自殺し
一ヵ月後に発見されたという。

業者が淡々と部屋の片付けから始まり、
家具の持ち出し、消臭、消毒
要らない物品の処理まで行う。
依頼者から指示のあったものだけ
別のダンボールに取ってあった。
写真、アルバム、パスポート、神棚など。

遺品を片付けるのはかなり大変なことだ。
実際義妹の遺品整理も大変だった。
片付ける度に色々な思い出が呼び起こされ
この世にいなくなった彼女に
何も出来なかった自分を責めながら
泣きながら心に刻みながら
一つ一つを仕舞っていったからだ。
こちらの体力も精神力もかなり消耗される
重労働だった。

でもそれをしてあげるのが、
残された家族が故人に対し、
最後に出来ることだと思うのだが。
故人に対する思いを改めて身を以って感じ
その死を悲しみ、冥福を祈りながら
気持ちを静めることは
辛いけれども故人に対する礼儀でもある。

それをお金を払って
第三者の手で済ませてしまおうとするのは
亡くなった方がますます
成仏出来なくなるのではないだろうか。


2007年02月19日(月)
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