みかんの日記
みかん



 

たくさん眠るとたくさん夢を見る。
それも切れ切れのもので、
どんなのだったろうと後で思い出せないものが多い。

悲しい夢を見る。
皆に仲間はずれにされた夢。
何かを言う間もなく、
魔法を唱えられてあっというまに姿をくらまされ、
一人取り残される。
場所は薄暗い寝室のよう。
窓には厚い別珍のカーテンが掛かっている。
かすかに明かりが洩れている。
人々は天蓋のついたヨーロッパのアンティック調のベッドに隠れて
消えてしまって一人になり、
そこで私は泣き出す。
泣き出すと目が醒めて本当に泣いていた。

夫がどうした、よしよし、と気のない調子で言ったが
すぐに鼾をかいていた 涙

涙を拭いてまた眠りにつく。


2003年10月26日(日)
初日 最新 目次 MAIL


My追加