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■ 有り難いお方
午後に地元の工務店の社長さんが買い物に見える。 以前、隣りの土地の件で相談に乗ってくださったお方だ。 その後どうなりましたか、とお尋ねになる。 私はきっと気がかりで心配されていらしたのだとピンときた。 主人は色々と今までのいきさつと これからの状況を話しだした。 よろしかったらと椅子を勧めてしばしお話をする。
とにかく今色々と話を聞いてアドバイスをしてくれる人が 私達の回りにいないのだ。 勿論最後に決めるのは自分達だというのは分かっているが こういう状況を聞いてもらいたい。 聞いてもらうだけでいいのだ。 かといって近所の人や同じ商店街の人達には とても言えないのだ。 心を打ち明けることが出来る人がいないのである。 自分の仕事の部下に話すのもどうかとも思うし、 製薬会社のプロパーなどに話すのも それこそ噂を撒き散らして下さいと いわんばかりのことである。 二人でどうしようと堂々巡りをしているだけでいたので そのお気持ちが有り難かった。
ゆくゆくは土地を探し住いを越すかもしれないというお話は 以前にして、何度か物件も紹介してもらっていた。 が、隣りの進行状況がいっこうに進まないので こちらも頓挫していたわけであった。 今日はご自分の土地の一部をよろしければという お話もして下さった。 悩んで答えが出ないで途方にくれていただけに 本当にそのお気持ちが有り難く、涙ぐんでしまう。
どうなるかわからないけれど 前向きに頑張っていくしかない。 こんな私達を気に掛けて戴いて ただただ感謝するばかりだ。
2002年09月28日(土)
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