ディリー?闇鍋アラカルト
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2006年04月04日(火) 指標

この闇鍋でも度々書いているけれど、成人病・慢性病の改善はそれほど難しい事だとは思っていない。
僕は手作り石鹸の紹介をしていると「アトピーに効く石鹸は有りませんか?」という質問を度々受けた。
僕は逆に聞き返す。「あなたのお医者さんは細胞膜の原料や血流と肌との関係について教えてくれましたか?」
殆どの人がそういう事は教えてもらった事が無いという返事だった。
それならば、出来る事はまだありますね・・と僕は言う。本当に基本的な事をまだやっていないのだから。
自分の体を構成している物質の殆どは口を経由して取り入れる。つまり食品に含まれる栄養素が体を作り上げる元となっている。
そのバランスが悪かったら・・・・
ジャンクフードのようにカロリーだけはいっぱいあってもビタミンやミネラルが不足していては、体を維持出来ないというのは当然の事のように思う。それなのに、バランスの良い食生活について知っている人は殆ど居ないし、それで病気になっても、その事について考えようともしない。
「病気にならない生き方」という本には腸相が良いならば病気になりにくいというような事が書かれている。この著者は内視鏡で腸を何万人も覗いた結論の一つとしてそのように書いているのだが、誰にとっても内視鏡で自分の腸を覗くというのは一般的でないだろう。しかし、腸相の良さはうんちにも表われる。だから、良いうんちが出ている事が病気のなりにくさ、健康の指標と成り得る。
その他にも指標と成り得るものがある。
体温もそうだ。
低体温であれば細胞のミトコンドリアの働きが悪い。
だから、低体温の人は体温を指標として改善の目安とすれば良い。
低体温の人は血流も良くない場合が殆どだ。
体温が改善されると血流も大抵良くなるはずである。
血流も指標と成り得るけれど、血流は個人で測定するのは難しいので、体温の方が使いやすいように思う。体温計は普通のものでなく、婦人体温計が目盛りが細かいので違いが分かりやすい。
個人では測定する事が難しいけれど、白血球の分画を調べるのも役立つ。これは白血球のうちの顆粒球とリンパ球の%を知る事で自律神経についての情報が得られるのだ。これは安保−福田理論で癌の治療の際にも役立つ。
指標があれば、自分がどの方向に進めば良いのかの目安が分かりやすい。
血圧も当然指標と成り得る。
血圧の数値は案外簡単に変わる。
血流を良くするなら、簡単に血圧の数値も変化するのが家庭用血圧計でも簡単に確認できる。
このサイトに改善のヒントは至る所に書いているが、このような指標を利用し、自分で改善を確認するなら、自分のやり方に自身も感じられてくるはずだ。


いなっち |MAILHomePage

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