ディリー?闇鍋アラカルト
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2005年05月26日(木) 望み・・・3

「望み」という文章を書き始めた時、考えていたのは自分の「望み」について書こうと思っていた訳ではない。僕は「闇鍋」の読者に、「あなたの今はあなたの望みと選択の結果なのだ。」と言いたかったのだ。
「有難うユーミンhttp://www.enpitu.ne.jp/usr9/bin/month?id=99310&pg=200311」に書いた事の一つのテーマは望みの分岐点でもある。
「あの頃の生き方を あなたは忘れないで あなたはわたしの 青春そのもの」と言いながら「人ごみにながされて 変わって行くわたしを あなたは時々 遠くで叱って」と言うとしたら、意識されない葛藤があるのだと思う。
その葛藤を生じさせた分岐点はどこか?有難うユーミン・・・2」に書いたような状況がその一つであると推察する。
親や教師や社会の圧力に屈して平凡な道を選んでしまったのだと本人は感じたかも知れない。しかし、それは、本人が選んだのだ。親や教師の与える情報以上の情報を得ようとしなかったし、親や教師や他の人たちともそれ以上争いたくなかったのだ。漫然と考えていた理想をもっと具体的に考えてみたら状況は違ったものになったのではないだろうか?
そしてまた、もう一つ言うとしたら、卒業写真を眺めて「青春そのもの」と思っているその時もまた分岐点なのだと。青春は失われたのだろうか?まだ心の奥底でくすぶっているのではないのだろうか?それをもっと見つめた時に失われてしまったのではない事に気付くのではないだろうか?
遅過ぎるという事は無いのだと思う。いつでも、始めようと思うなら始められる事が有るのかも知れないのだ。職場で、家庭で、自分の部屋で出来る事がきっと有る。
望みを見つめる事。その為に適切な選択を心掛ける事。それが明日を作り出すのだと。
望みは今も生きているのだと!


いなっち |MAILHomePage

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