ディリー?闇鍋アラカルト
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2003年05月14日(水) 夢・・・1

夢について語る時、「あなたの夢は何ですか?」というような場合の夢と実際に見る夢とはかなり違っている。
「あなたの夢は何ですか?」と問われて、答える内容は「宇宙飛行士になる事です」とか「看護婦さんです」とか将来の自分の希望の職種を答える事が多いだろう。所が、実際の夢というものは誰かに追いかけられる夢だったり、性的なものだったり、飛んでいたり・・・と、前者とはかなり違っている。
僕自身が夢について語る場合は、実際に見る夢について語る事が多い。夢のトレーニングをした事もある。実際に、夢はトレーニングの場としてかなり有用だ。
僕が参考にしたのは、キルトン・スチュワートの「マラヤの夢理論」だ。
「マラヤの夢理論」は白水社から出版されている「夢学(ユメオロジー)」に載っている。「チベットのモーツアルト」にも載っているが、採り上げ方がつまらないという印象だった。
夢のトレーニングの対象として、悪夢に取り組むというのがある。
僕自身の思い出す悪夢。それは大学生の頃に見た夢で、ヤーさんと争う夢だった。
僕はやーさんと争い打ち負かした。ヤーさんはへなへなと崩れ、しりもちを搗きこちらを見ていた。そこで僕は詰め寄り「どうだ、もうこんな事はしないな。」と言った。そしたら打ち負かされた筈のヤーさんが懐から刃物を出して僕に突きつけたのだ。僕はギョッとして心臓バクバク、ウアーッという感じで目が覚めてしまった。夢で良かった。しかし、僕の勇気というのもこの程度なんだろうなあ・・・という寂しい気持ちが残った。夢から覚めてしまったのはその状況に精神が耐えられないという事を表しているようだった・・・・
この時期にはフロイトの「夢判断」くらいは読んではいても、夢のトレーニングなど考えた事もなかった。
そして、夢のトレーニングというものを知って、再び悪夢を体験する事になる。この次にはその事について書いてみよう。


いなっち |MAILHomePage

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