NM Syndrome

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2003年10月17日(金) 愛しのミッキー

今日はSMAP会報が届いていました(いや、昨日届いてたのかもしれないけど)
今回、珍しくいいねー、写真(それも失礼な話だが)
ライヴの写真だけどどれもいいショットを選んでる。
特に右側の縦長のショットはどれもヨロシイ。
中居はよくこれを選んでくれたね(感涙)
この動きのある一瞬を切り取ってくれたカメラマンに感謝。これ、すっげーいいから(断言)
キムラも珍しいショットかも。この笑顔ってなかなかTVじゃ見れないよ。
吾郎ちゃんがまたステキなんだ。ちょっと放心したような吾郎様の表情にワタクシKOでございます。冗談でなく一番好きかも。
剛がね、ほんとは別なのが良かったの、ワタシはね。左の写真の中からだと2段目の真ん中が良かったな。全開の笑顔が好き。
慎吾はこれいいよね。イタズラっぽい慎吾の表情がよく出てる。
珍しくちゃんとお仕事したな、って感じの会報でした(なんて失礼な・笑)
あ、そういや吾郎ちゃんが金田一に、という話を見たんだけど・・・・・。
に、似合うかもしれない。ふわふわな現実離れした金田一。でもあの血みどろの横溝がへたをすると透明な印象になるかも。
それはそれでもの凄く楽しみだったりする。

金スマは明日に取っておいて(お取りおき?)今日はやっぱりBBの話。
だってしょーがねーべ。書かずにはいられないっていうか、書いておかないと自分の中で消化できないというか(ぐしゃぐしゃなんだよ)
てわけでミッキーの話をしよう。まだ未見の方でこれから見るぞって方はご注意。相変わらずネタばれも何も配慮してませんの(ごめんね)

「BLOOD BROTHERS」
どこから書いたらいいかわからないので思いつくまま。
まずは・・・・・・ありえないくらいいい席だったので多分見る視点がちょっといつもと違ってしまったのだよ(つーか、強化された?)
だって行ったら座席の前に座席がないんだってば!(きゃー!←ムンクの叫び)
予定じゃある筈なのに。もう1列ある筈なのに・・・・・ぶつぶつ。
どうやら両サイドは1列少ないんですね。ほー、なるほど。
ちがーう!それじゃ真正面じゃないか!
冷静を装いつつ冷汗(だって、どんな顔で見てたらいいわけ?どうなの?誰か知ってる?)←既におかしい
お隣りの席の方がチケを交換した方で「このあたりでの演技が多いですよ」と教えてくれて内心(OH!NO!)状態。
嬉しいんだか悩ましいんだか身の置き所がないというか・・・・・どうにも混乱状態を経て開演。
主演と言ってもいいほどの島田歌穂さんは可愛くてパワフル。
ミッキーのかあちゃんらしい大らかでちょっと考えなしでお気楽な女性を小気味良く演じていた。
物語の語り部のような或いは狂言回しの役は元宝塚の真琴つばささん。
非常においしい役です。出来ればこの役、坂本さんに欲しかったな(願うだけタダ・笑)
さすがに立ち姿の美しさは目を惹くし謎めいた表情もまた魅力的。
性別不明の存在は不可思議な雰囲気をこの舞台に与えていて彼女の存在の確かさを証明していた気がする。
とにかく女性なのにかっこいいのよ(笑)いや、女性だからかっこいいのか。
ポジション的には悪魔のようなものかもしれないけれどこれに善悪などなく、
ただ人の運命が転がっていくのを見ているのが面白いだけのような存在だった気がする。
ラストで大勢で歌う歌の時、彼女だけが笑っていたのが(そう見えた)非常に印象的だった。

で、ミッキー。
もうほんとに7歳の悪ガキ(ははは)友達の子供を思い出したもん。まるっきりこんな仕草をするからそのコとダブって見えた(笑)
これは確かに坂本さんなんだけど、でも7歳のミッキーでもあり、となかなか葛藤が大きく(笑)ぼんやりしてたらいきなり・・・・・
目の前でミッキーがピストル構えてた。

きゃー、何何なんなの?(硬直)

わけわかんないうちにワタクシ、ミッキーの銃口とその上にあるやけに鋭い坂本サンの目を覗き込んでおりました。
オーマイガッ!マンマミーア!わけわかりませ〜ん(呆然)
あとで隣りの彼女が言うには「この席あたりくるかな、と思っていたんですよ」
・・・・・・言っておいてください(涙)いきなりなんで???状態。
心構えがあればホールドアップでもしましたものを(できるわけない!)
・・・・・ま、そんな席だったわけです(ほろり)
後ろから見ていた皆様。石とか投げないで下さいね。あー、あいつだったのか、と思っても忘れてね(とほほほ)

そんなこんなで薄汚れたミッキーはちょっとおバカな悪ガキでサミー兄ちゃん大好きな泣き虫だけどいい子なんだよ。
このミッキーがね。すっごく愛しいの。
指クロスをしていなくて死んじゃうと思い込んだミッキーが泣き出す時のぐしゃぐしゃな顔とか、
かあちゃんに縋り付いて泣くところとか。島田さんがミッキーの頭を抱え込んであやすところはぜひ代わりたかった。(こらこら)
7歳児の何が良かったかというとやっぱり表情の豊かさに尽きると思う。
全身の表情。顔はもとより身体全体が子供だった。お見事。
で、1回目より2回目がより良かったように思うのは(これは演技内容にあらず)
見ているこちら側が先の展開を知っているからなんだよね。
無邪気に笑うミッキーを見ていながらもこの先に待つ結末をダブらせて切なくなる。
それが余計にミッキーへの愛情を加速させたような気がした。
赤坂さんのことも書かねば片手落ちなんだけど、どうもそこまで行きそうにないじゃないか(苦笑)
でもリンダは書かねば。篠原ともえちゃん、なんてカワイイ。
意外にとてもはまり役だった。
なんだかんだ言っても強がりなだけのまっすぐなミッキーの世話を焼いてくれるちょっぴりお姉ちゃんなリンダ。
蓮っ葉でキュートで大胆で、でも女の子。シャイなミッキーにじれったくて、でもそんなミッキーが好きで、
守ってあげなきゃって思ってたお姉ちゃんなリンダ。
でもやっぱり頼りたい時もあるよね。だからエディだったのか。

あー、このままじゃ終わりません(とほほほ)
階級制度のことも失業のことも書きたかったのに長くなりすぎたので一気に坂本ピンポイントへ(いきなりすぎ・笑)

あのね、好きな場面はバスの中でサミーがキレるところなんですの(え、ヘン?)
ナイフ構えて(ピストルだっけ?すっかり混乱)みんなを脅しながらなぜかミッキーを連れてこうとする所なんですけど・・・・・・
(あー、なるほど、と思った貴方は同志・笑)
思わず付いていこうとするミッキーの身体をぎゅっと抱きしめたままサミーと対峙するリンダはえらくオトコマエ。
そうそう、坂本さんは守ってあげなきゃ(違う違う、ミッキーだってば)
でも流されやすそうな所は似てるかも(ははは)
サミー兄ちゃん大好きな小さなミッキーそのままで、ちょっと切なかったってのもあるけど、この時の坂さんの顔がまたいいのよ。
逃げるサミーの背中を追うような視線が庇護欲をかき立ててくれる(うーん、こんなこと考えてるのワタシだけか?)
小さい頃からサミー兄ちゃんの後をついてまわってた7歳のミッキーがダブって見えた気がしたなあ。

あとは失業して失意の時に会ったエディに鬱屈した思いをぶちまける場面。
自嘲と諦めと怒りと悔しさと哀しさが目まぐるしくミッキーの表情を変えていく。
ここから後半ラストまでは昼の部の方が良かった。
サミーの片棒を担いで警察に捕まったミッキーがショックで鬱病になるところがあるんだけど、目がいきなり普通じゃなくなったのが昼の部。
見ていてびっくりするほど歴然と変わったので非常に印象的だった。
薬にすっかり依存してしまったミッキーがなんとか薬をやめようと苦しむ所もファン的には美味しい(んー、多分ちょっとは賛同いただけるかと・笑)
あとはやっぱり煙草(笑)
これはごめんなさい。坂本さんとして見てしまいました(苦笑)
だってだってかっこいいんだもの。咥え煙草がすっげーかっけーんだもん(はいはい、わかったわかった)

ピストルを持って一人で長セリフの場面。声のトーンが泣きそうででも笑いを混ぜて・・・・・こういうやるせない表情がサイコーに似合う。
かあちゃんが説得に来て、結果それが間違いだったわけだけど、母の告白を聞きながらミッキーがその内容の意味を頭に入れるまでの
その数分に変わる表情。
・・・・・・抱きしめたかった・・・・・(あははは;それだけかいっ)

きりがないな。ここでやめますわ、長すぎだもの。
ラスト。全然救いのない話なのに奇妙に明るいのはみんなで歌う歌の力強さがあるからなんだろうな。
変わりない日々がこれからも続いていく。何も変わらない。けれど、生きていかなくちゃ。
残されたのが女達だけだったのも象徴的。ミッキーの子も女の子だしね。

あー!坂本さんの歌のことが入ってない・・・!(ま、いいや。そのうちどこかに書いときます)←まだ書くのか

2002年10月17日(木) やっぱ寝顔でしょ(言い切り)


伊波