rioshimanの日記
DiaryINDEX過日NEXT


2005年03月25日(金) サッカー日本代表イランに破れる

 母の一周忌で田舎に帰る。何時もは飛行機で帰るのが殆どだが、今回は新幹線を使う。10年ぶりぐらいだろうか。昨日は春期のスト決行で飛行機が半分しか飛ばないというニュースが流れ、偶然にもこの選択が良かったなぁと思ったりした。この頃はJALの不祥事が出たりして騒がれているが、以前から何となくその雰囲気を感じていた私の足も帰郷には(1日に羽田からJALとANAが4便づつ飛んでいるが)JALよりもANAを使うのが常になっていた。

 9時自宅出。のぞみ49号 東京10:13発〜岡山13:37着、南風13号 岡山13:52発〜高知16:24着。
 東京-岡山間/約3時間半、岡山-高知間/約2時間半。合計約6時間だ。飛行機が羽田-高知間が1時間10分なのでやはり長く感じる。その代わり現在の線沿いの風景が実際に感じ取れる。瀬戸内海を渡る時には感慨深いものがある。

 高知駅前でレンタカーを借りる。西に走る途中に実母の家があって寄ってみるが誰も出てこなく近くのインターチェンジから高速道路に乗る。最終点で高速を降りマーケットで食料品を買い込んで更に30分走る。田舎の家には7時頃到着、ほっとする。

 テレビからは故郷町が隣村との合併が決まったというニュースが流れていた。実は以前に隣市との合併推薦委員会が組まれ、市名も公募の結果「黒潮市」と決まっていたのである。(私も応募した)ところが発足寸前の住民投票で反対票が少し上回り白紙となってしまった。こういう小さな町ではほんの一握りの人の意見で住民の意見がガラッと変わってしまう、ということがままにして起きるものだ。私は近くにいなかったので、ここでどのようなことが起きたのか詳しくは分からないが、今度は全く別の人口7,000名ぐらいの村との合併が決まってしまった。ただ合併という事実だけが欲しかったのではないかという感がぬぐえない複雑な気持ちだ。このようなことが現在の日本であちこち進行中である。

 この日、私の楽しみは夜に行われるサッカー・ワールドカップの試合をテレビで観戦・応援することだった。その開始時間をテレビの前で待った。

 開始時間あたりになってテレビ放送をしてるだろうチャンネルを探した。だが見つからない。ノートパソコンでテレビ番組表を見てみた。なかったのである。放送していたのはNHK衛星だけ。勿論田舎にはそんな設備は備わっていない。

 同時間に時たま流れるニュースで結果を知る方法しかなかった。地方に行くとワールドカップなど関心ごとではなかったのである。日本がイランに負けたのは私が応援できなかったからだと勝手に思っている。


rioshiman |MAILHomePage