rioshimanの日記
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2004年10月24日(日) サントリーニ島(2日目)


 ホテルの窓から外に見える海の景観は最高だ。ベランダは少し狭くてスケッチするにはベランダに備わっている椅子では大きくて窮屈なので部屋内にある小さな椅子と入れ替える。そして存分にスケッチをと行きたいところだったのだが、上からの日差しはどんどんと変化し、朝方は空気に冷たささえ感じて一旦長袖に着替えたのだが、昼間になると今度は直射日光や海のキラキラ輝く反射照り返しがとてもキツくスケッチどころではない。体にぐったりと疲れを感じてベッドに横になるほどだった。

 だがこのサントリーニ島での憧れのエーゲ海と隣り合わせの生活、何と贅沢なことだろう。

 このホテルには2度目の停泊で安心感はあったものの、今回も何かと気を使うことがあった。自分の英語のボキャブラリーが少ないこともあってか細かい指示が受付嬢に伝わらない。前回にも同様なことがあった。係員は努力してくれてるという様子が分かるのだが。

 昼間は少し周りの表情を見る為に外に出ただけで今日一日は殆どを海を眺めながら自分の部屋で過ごした。それがこの島で最大価値を独り占め出来る一番の方法だった。しかし絵は出来上がらなかった。

 夜、日本へのおみやげに以前に買った事もある私のお気に入り陶器屋に足を運ぶ。サントリーニ島に来ようと思ったのもそれが主な目的の一つだった。ギリシア広しと言えどもセンスある店はアテネとサントリーニ島が一番だろう、他の場所にまだそれらを見つけていない。

 店主は私の顔を覚えてくれていた。そこでギリシア・エーゲ海を思い起こさせるブルーのお皿5個を購入。日本に直接送るための郵送料は製品価格の半分以上にもなることも分った。外国への郵送料は大変高いと聞いていたが、全体の製品価格が日本より割安なので気に入ったものは郵送してでもそう高くはなく、それでも欲しいと思う。

 おみやげの数は最初の計画では10個、いや少なくても8個は欲しいと決めていたのだが、私が気に入って購入したいと思った商品は5個しか見つけられず、残りの分はアテネで見つけられればいいなと思っている。


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