rioshimanの日記
DiaryINDEX|過日|NEXT
| 2004年10月12日(火) |
パトモス島 〜 コス島(泊) |
11時頃に部屋を出る。フェリーの出航は1時半でそんなに急ぐことはなし、都会とは違ってこのあたりのホテルの人もそのあたりは十分了解しているとは思ったが、やはりホテルは朝10時にはチェックアウトをするという常識が働いて宿をその頃には出なくてはと急いだ。
下で女主人が待っていて、彼女の叔父が描いたという絵の話から一緒にギリシア全体の地図を見ながら、あちこちの観光地の素晴らしさ等の話で随分と時間を費やした。ギリシア・コーヒーもごちそうになって、やはりこのホテルには気持ちが残って去り難かった。
ポートには一時間ばかり早く着いたのでその側で描いたスケッチが色づけしてなかったので作業。小学校に入ったばかりぐらいの少年が寄って来て熱心に覗くので片言でギリシア語のお勉強をしながら。こちらの子供は本当に人懐っこい。そして素直だ。気持ちがいい。 もう完成かなと思う頃、猛スピードで港にフェリーが入って来たのでそちらを見ると、何と私の乗る目的のフェリーだった。慌ててポートに走る。まあ、乗り換え時間は時刻表で10分に設定されているので心配はなかったが。
パトモス島からコス島まではその間3つの島に乗客の乗り降りをし、2時間40分の航行だった。この高速船は大型船とは異なって殆ど定刻通りの出航・到着だった。このあたりが値段の差となっているのかも知れない。乗船費は3,000円ぐらいだったが、恐らく大型船の倍ぐらいしていると思う。
コス・タウンは思いのほか大きな町で現代的感覚が溢れている。 ホテルの部屋に入って気がついたのだが、ここではこれまでに宿泊して来たような重厚な二重窓の部屋ではなく、今の自分たちが住んでいる家と同じ、窓はガラス一枚である。だから朝、外部の光がカーテンを通して入って来てとてもまぶしく感じた。
テレビも付けてなかなか放送が入って来ないので色々チャンネルを動かしていたら画面から明らかに今までとは違う顔・言葉が飛び出して来た。トルコ語だ! そのあたりのチャンネルは全てトルコの放送。そして反対方向にチャンネルを繰っていたらギリシア語放送になり、それからまた全然聴いた事のない言葉の放送が出て来た。何語だろう。感じからするとおそらく北の方、アルバニアかブルガリア語あたりか。
'04ギリシア旅行マップ
|