rioshimanの日記
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| 2004年10月07日(木) |
カリムノス島 12:00 〜 パトモス島 13:40(泊) |
ホテル10時出発。港で一昨日仕上がらなかった絵の続き。フェリー発着所の近くだったので船を気にしながらの作業だった。 この島の周辺を廻るのだろう、甲板にいっぱいの乗客を載せた明らかに昔活躍した時代物を復元した観光船が目の前を何台も盛んに出入りしている。
パトモス島行きフェリーの待ち時間に絵葉書をもう一つ。こういうのは短時間で最後までなかなか描ききれない。いつもの絵画教室デッサン・トレーニングの成果がこういう時に問われる。そうだ、風景を見ながらその練習するのもとても良い方法だ。描く対象物は眼前にいくらでもあるからいいチャンスだ。
今日のフェリー船はチケットを購入した時、少しいつもより乗船時間の割に値段が高いなと思って、もしかしたらと予想していたがやはり高速フェリーだった。飛行機のジェットエンジンのようなのが搭載されていて、海水を勢いよく後ろに放出し、その反動を利用して前に進む。乗った感じではこれまでの大型フェリーよりスピードが倍近く速いのではないかと感じたが、この距離で約1時間の差だった。
初めて見るパトモス島は穏やかな表情をしていた。レスヴォス島と同類のなだらか曲線を描いているが島が小さいだけ山の勾配はきつく見えた。
ホテルは明日、聖ヨハネ修道院のあるホラに登るので少しでもそちらに近い場所に歩いて行くと街の喧騒から離れたところに庭園の花が美しく咲いている瀟洒なホテルを見つけた。この数回レンタル・ルームや客引きの宿に泊まっていたので今回のパトモス島では少々出費してでも満足の行くホテルに泊まろうと決めていた。ので降船したとき、やはり数名の客引きから声を掛けられたが全部無視して歩き、5軒目ぐらいで決めた。
宿はレストランも兼ねていたが、今は開いてなく宿泊客も少ないようですぐ部屋に入れてくれた。とても清潔感のある部屋でタブは付いてなかったがあとは完璧だった。シャワーを浴びて出かける用意をしていたが疲れが溜まっていたのだろう、ちょっとベットに横になるとそのまま夕方まで3時間ほど眠りこけてしまった。日本を9/14に出発してから23日目、計算してみると今日が丁度この旅の折り返し点だ。気持ちを新たに満足の行く旅にしよう。
街は島の規模に合わせてそれなりの数それぞれの店が軒を並べている。先ず海岸沿いの端まで歩いて町の表情を見る。そして引き返す途中のスーパーマーケットでギリシア・サラダの材料を買ってくる。インターネット・カフェも見つけたので明日行ってみよう。
'04ギリシア旅行マップ
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