「マクベス」(シェイクスピア著,岩波書店)
内容:魔女の予言に唆されて、君主を殺し王になったマクベスだが、自身も破滅へと向かう。戯曲。
図書館より借り物。
シェイクスピアとは相性が悪いのですが、ミュージカルの「メタルマクベス」を観に行くのですが、読んでおいた方が良いと言われたので手を出してみました。
…どこが面白いのか、まっっっっったく分からなかったんですけど。 ついでにどこが「悲劇」なのかもちっっっっとも分からなかったんですけど。
まあ、戯曲なんで、舞台にしてこそ完成品で、舞台を観ずして原作を読むということは、美味しいと評判のシチューを、材料だけ食べて味を評価するようなもんかなと思うので、作品自体をこれで語って良いものでないと思いますが。
当時の人が、英語で聞くと面白いのかなと思いました。 何か、世相を反映していたり、皮肉ったり、韻を踏んでいたりするらしいので。
悲劇と認識出来なかった理由は分かります。 私が、悲劇の最大要素と捉える「すれ違い」が無かった事。自業自得だったこと。 つーか「悲劇」って誰にとって? 王様にとったら悲劇でしょうが、マクベスにとったらむしろ喜劇に近い気がするんですがー。がー。 予言に振り回された男の一生、てなもので。
内容としてひっかかったのは「女が生んだ男」。で、ないとくればてっきり女だと思うじゃん!時代的に、女戦士は無理かなと思っても、じゃあ乱心した奥さんにとかさー。 帝王切開で生まれた男って何じゃそら! 英語的に自然分娩と帝王切開とは単語が違うのかもしれませんが、帝王切開だろーが「女から生まれた」に変わりないでしょーがよー。よー。
あと、「予言」ってさ、私が「あんた王になるよ」と言われれば、なーーーんもしなくても環境が私を王に押し上げると思うんですけど、「道理を曲げても歴史が追従する」という風にとらえるのは…時代の風潮?それとも男ゆえ?
真面目に質問です。 「マクベス」は「今でも名作」なんでしょうか。それとも、「過去の栄光なだけ」なんでしょうか。
…これを4時間弱の舞台にするのか…。 ちょっと気分が萎えて来たぞぅ。
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