| 2006年03月05日(日) |
「魔法使いハウルと火の悪魔」 |
「魔法使いハウルと火の悪魔」(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ著,徳間書店)
内容:インガリー国の帽子屋の18歳の少女ソフィーは、ある日、魔女に呪いをかけられ90歳の老婆に変身してしまう。家を出たソフィーは、魔女使いハウルの城に上がり込む。ソフィーはそこ住む火の悪魔と取引をし、悪魔とハウルとの間の「契約」を探る。小説。
図書館から借り物。
ツボにハマりました。面白かったです。 キャラが一々立っていて、夫々の心情描写や行動が生き生きしていて読んでいて楽しい。
ストーリィ自体は冷静に考えると取り立てて面白いとは思わない。 でも各々のシーンが、人々の行動が楽しい。 アニメでもその部分を強調すればもっと面白くなった気がしますが、原作でその部分が面白いんだから、ジブリがそこを強調するものを作るとは思えませんけど。
ハウルとソフィーばーさんのやり取りが面白い。というか、ソフィーばーさんは誰と絡んでも良い味出してます。
ハウルがヘタレなのがツボ。 お母さんが見誤らなかったのもツボ。 ハウルがポロリと零した本音がツボ。
台詞回しが好みの所がかなりあったので、久々にある程度読み返してしまいました。 これ、伏線の貼り方と回収の仕方が綺麗なので、一通りざっと読んだ後じっくり読み直すのも面白いと思う。「ああ、ここはあそこに繋がったのか」ってさ。 借りて読んだけど、自分用にも買おうかな〜。
一つ残念なのが、呪いが解けた後のソフィー&ハウルの冒険譚を見てみたかったなということ。 行動派ソフィーに尻に敷かれるヘタレハウル、でもいざとなったら頼りになります、みたいな?ついでにその冒険を通して愛も成熟させてみました、的な。 この、愉快な連中のドタバタで、10作とは言わないまでも、5作くらいなら面白い話が書けそうな気がするんだけとなー。 ザンネン。
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