| 2006年03月01日(水) |
「スピリット・リング」 |
「スピリット・リング」(ロイス・マクマスター・ビジョルド著,東京創元社)
内容:ルネサンス時代のイタリア。大魔術師ベネフォルテの娘、フィエメッタは、才能は有っても女であることから魔術師の道を歩むことが出来ず、細々と父親の手伝いをして過ごす毎日。ある日、領主の娘の婚約の晩、娘婿となるはずだった男に領主が殺される。父も死に、今、邪悪な“死霊の指輪”に囚われようとしていた。父を救うため、フィエメッタは立ち上がる。小説。
出先で読む本が欲しかったのと、マイルズシリーズが面白かったので試しに買ってみた。
えーと、面白くなくはなかったです。 …私の感性が落ちてるのかなー。最近そう思う本が多いなー。いや、昔から手放しで褒める本は少なかったのですが。
一番の敗因は、舞台を過去とは言え現実世界にしたことかなー。あんまり欧臭がしないのに、固有名詞に現実のものが出てくる違和感。 別に「なんちゃって中世」のパラレルワールドで良かったと思うのに。
アメリカ人よね?この人。だからかな? アメリカ臭のしないお話なのは良かったけど。 余談ですが、今まで私が読んだ中で、アメリカ臭のしないアメリカ人の作家。アーシュラ・K・ル=グウィン,エレン・カシュナー,ロイス・マクマスター・ビジョルド。何だ、全部女性じゃん。…アメリカ人よね? してみると私の嫌いな「アメリカ臭」は「アメリカ男性臭」なのかな。あ、小説に関しての話ですけどね。
キャラはそれぞれ立っていて、色々な意味でちょっと惜しかったです。
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