| 2002年07月26日(金) |
「陰陽師 龍笛ノ巻」 |
「陰陽師 龍笛ノ巻」(夢枕獏著,文藝春秋社)
内容:陰陽師・安倍晴明と貴族の源博雅が、平安の都にはびこる怪異と対峙する話。
読みやすい。最低限の描写しかしていないのに不足がない感じ。
鬼が普通に人間生活に入り込んでいる世界は怖いけれどもどこか憧れる。良く考えたらファンタジー(※)よね、この話。
賀茂保憲の書かれ方が今まで読んだものの中では一番好み。
※ファンタジーとは。昔坂田靖子さんがとある雑誌で語っていた定義が納得出来たので以来それを私的ファンタジーの定義としています。と言ってもうろ覚え。「現実世界と接点があってこそファンタジー。異世界のコスプレものをファンタジーと言うなかれ。」…てな意味だったと思います。この定義だと「ファンタジー」と冠せられる殆どの少女小説とまんがはファンタジーではなくなると思います。 ま、分かるけどね。異世界のコスプレものって資料集集とか要らないものね。例えば言語圏無視したネーミングしても、「これは異世界だから」で済ませられる、そんな風に。
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