たそがれまで
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2005年03月25日(金) 終業式





私が仕事から帰って来ると、娘がニコニコして待っていた。
その顔を見てピンときた。
成績が上がっていたんだなと。

今日は終業式だった。つまり通知表を貰って来る日。
担任から手渡されるまでドキドキが止まらない日。

小学生の間は3段階評価だから、そう目くじらを立てることもない。
上がった下がったと言っても
丸か二重丸の違いくらいなものだろうと思っていたのだけど
息子は苦手だった国語で2から3へ上がり、
娘も社会が2から3へ上がった。

うんうん、良かったね。

だけど、もし通知表に表れなくてもちゃんと知ってる。
黙って頑張っていた息子。
去年とは見違えるほど頑張った娘。
私が子供の頃と比べると、その頑張りに脱帽する。

だから父親と通知表の成績でご褒美を決定するなんて約束していたけど
私は私で別にご褒美をあげようと思う。

私がご褒美をあげる理由は、もちろん成績のこともあるけれど
それよりも何よりも欠席日数の欄を、3年間ゼロで埋めた息子。
そしてインフルエンザで出校停止なので欠席をカウントされることなく
2年間無欠席の娘。
インフルエンザは私が移しちゃったから、申し訳ないの一言に尽きる。

3年間無欠席は息子のクラスで一人しかいなかったようだ。
学級通信のプリントで大きく誉めて頂いた。
そう言われれば小学校に入学してから、2年生の時に
1日しか休んだことがない。
確か、たいしたこもない風邪で休ませてしまったんだよな。
こうなってくるとあの一日が悔やまれる。


勉強は大切。
だけどもっと大切なこともある。
身体も心も健康でいること。

健康でないと踏ん張りがきかない。
健康でないと余裕がなくなる。
健康でないと人にも自分にも優しくはなれない。

だから、
よく頑張ったね。
そう思う。





「ご褒美はなに?」と訊かれたら

「図書カード」と答えてやろう。
(ふふふ、お釣りも貰えないんだよ)
がめつい息子はきっとガッカリするはずだ。
アクセサリーを欲しがっている娘も口をとがらすだろう。
人生そんなに甘くないって。
君たちの母親はもっと甘くないんだよ。

進級おめでとう。








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