台所のすみっちょ...風子

 

 

遺伝子。 - 2002年12月02日(月)

遺伝子。

日曜日、夜9時にやってる「今だT○Sはこういうのを制作するかい!?」的

ドラマ”おとうさん”。

田村正和演じるやもめの父親と飯島直子、中谷美紀、広末凉子、

深キョンといった4人娘達が織りなす日々の物語である。

私自身、この手のホームドラマはあまり見ない。

だからそれも、もちろん番組コマーシャルでチラリと見るとか、

チャンネルを変える途中でかする程度でしかないわけだが、

その映像が目に飛び込んで来るたんびに、私はまか不思議な気持ちを

抑えきれない。


父役である田村正和が、本来持ってるイメージを一つも崩すことなく

役作りなしのアンニュイな雰囲気と長髪で、いち蕎麦屋のオヤジを堂々

とやってのけていることもかなりの疑問だが、それ以上に私の気持ちに

引っかかるのはあの娘4人である。


フィクションだから、どんなに作ったっていいさ。

だけどあり得ない。

4人姉妹のどいつをとっても、美人揃い・・。

それぞれが、年相応の魅力を持っている女達・・・なんて。

これでは、ドラマということにあぐらをかきすぎているとしか

言いようがない。


普通、姉妹や兄弟の中には、

「他のヤツには入れたけど、おまえには良い遺伝子を注入し忘れた、、すまん!」

みたいな、両親が謝っても謝りきれない子供が一人はできるもんだ。

それが、4人ともあんな乙姫様みたいな美しさ。


遺伝子を入れ忘れられて、悔しい思いをした私には、到底理解

しがたい事実!

そう、私の素が母の中にできる瞬間、もうちょっと父親が頑張って自分を主張

くれたら・・?と、私は思わざるおえない。

若い時分、そこそこいい男だったという父親のでかい目の

遺伝子さえ入ってくれたら、私にはもうちょっと違う

人生が待っていたかもしれないのだ。

目の所だけで良かった。目の所だけで・・・・・。



サテ、ドラマでは仏壇かなんかに亡くなった母親の写真が映る

こともあったのかもしれない。

10分も見続けたことがないので、当然のことながら

それがどんな顔なのかわからない。

が、あれだけの容姿を持つ娘を4人この世に送り出すとなると、

お母さんは余程強力な「美人遺伝子」を持ったヤツだということになる。

強力な・・・・・

楊貴妃が先祖か?

ん?小野小町か?

・・・・・・・・・?


そうか!・・それならあの娘達が美人揃なのも仕方ない・・。

最終回を迎えるまでに、なんとか自分の気持ちに折り合いを

つけようと思うのだった。


おしまい。


...




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